業務用防犯カメラのスペック
以下の写真のカメラは当社が分譲マンション等へ何台も納入している
サムスンテックウィン製のSDC-415NDというカメラです。業務用の防犯カメラ
としては比較的安価で鮮明な映像のカメラです。
(取付ける環境によっては違う機種をご提案することもあります)
日本でのサムスンテックウィンの総代理店の ティービーアイ ではこのカメラの
希望小売価格は88,000円です。また、レンズは別売で、弊社ではタムロンの
型番 13VG2811ASIR というレンズをよく組み合わせます。
こちらのレンズはオープン価格で、値段が気になる方はこの型番を
インターネットで検索すればたくさん出てきますので確認してみてください。
以下がこのカメラの仕様です。
今まで、何10種類とはいきませんが各メーカーのカメラやレンズを納入してきました。
また、過去に自動車盗難が多いマンションでは5台の違うカメラを並べて夜間の映像の
比較を実施したこともありました。
このカメラの最低照度はカラーモードで0.3 ルクス (Wikipedia)、白黒モードで0.1
ルクスという表記 (値が低い程、暗い環境が映ります)です。
このくらいの値だと、足元の小さな照明や非常口の誘導灯程度の灯りが映像の
中にあればそこそこ映ります。
これらの経験から、マンションの防犯カメラの性能は以下の3点が重要だと思って
います。
1. 最低照度(どの位の暗さまで映るかの値、普通は低い値程良い)
2. 逆光補正
3. レンズ
最低照度
電子増感をという機能を設定しておけばもう少し暗い場所でも映ります。
(最近のカメラには、よく付いている機能です。但し、残像減少といって
被写体が揺れる感じに映ります)
各カメラの仕様で、白黒モードで0.1ルクス程度でも実際取り付けてみると、映りが悪い
機種があります。この値は各メーカーの独自の公表値なので、注意する必要があります。
また、明るいレンズを使用すると、肉眼よりも明るく映ります。
夕方のライブ映像を見ていて、窓の外を肉眼で見るのと防犯カメラからの映像をモニターに
表示して見るのを比較すると、カメラの映像の方が明るいことが多いです。
逆光補正
逆光補正は、エントランス向け、駐車場の照明が入ってしまう位置、太陽光線が入って
しまう位置などによく設定します。このカメラには3段階の設定がありますので、
現場ごとにレベルを設定します。
下の写真は、マンションではないのですが当社がサポートして納入したトラックの
駐車場の真夜中の映像です。ちょっと映像がぼやけていますが、インターネットを通して
録画していた映像を再生した静止画です。その割には鮮明だとは思いませんか。
SDC-415NDの映像です。右側の映像はちょっと逆光の設定を強めにしています。
なお、夜間は自動的に白黒映像になるように設定しています。夜間は白黒の方が
輪郭などが鮮明だからです。
レンズ
このカメラはレンズが別売です。
レンズについては、以前の私のブログの「カメラのタイプの選定」に少し記載しましたが、
良いレンズを使うと夕方や夜明けの頃の薄暗い映像は肉眼よりも明るく映ります。
また、昼と夜の映像を比べでもピントのズレが少ないです。
タムロンというレンズメーカーの 13VG2811ASIR というレンズです。昼間と夜間の映像の
ピントのズレの少ないタイプです。
なお、カメラを取り付ける場所によって、すぐ近くを撮るとか、遠くを撮るとか要求される映像の
大きさが違いますので、同じシリーズで焦点距離が違うレンズタイプを使用します。
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