goo blog サービス終了のお知らせ 

不審者がいやがる防犯カメラ

マンション・工場の防犯カメラ検討は、まずこのブログを見てから。小回りきく、手厚いサポートが自慢。

防犯カメラやデジタルビデオレコーダーの耐用年数

2025年02月10日 | 故障とメンテナンス


施設や工場、分譲マンション等で導入する防犯カメラは業務用の電気製品です。
信頼できる製品を導入すれば、カメラは10年位は使用できると思います。

法定耐用年数の話ではありませんが、少し以下に記します。

いろいろな機器の法定耐用年数は、国税庁のホームページに耐用年数表がありますが
見やすいのは、以下の東京都主税局の機械及び装置以外の有形減価償却資産の
耐用年数表【全体】です。


東京都主税局のページの13/15ページの一番下に「4.光学機器及び写真製作
機器」があります。
これが防犯カメラに適用になると、5年となります。
なお、防犯カメラやビデオレコーダーという、合致した項目はありません。

機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表【全体】  (pdf.)

 

この表を参考にするか、詳しくは最寄の税務署に聞いたほうが良いです。
筆者も他の機器の法定耐用年数について聞いたことがあります。きちっと教えて
くれるはずです。その他、リース会社に聞いてもいいですね。



 

ビデオレコーダーのハードディスクは消耗品

本題です。耐用に一番気を使うのはビデオレコーダーです。今の主流はハードディスクに
映像を録画しています。

24時間365日、毎日、連続録画をしていますので、定期的にハードディスクの交換が
必要です。

当社では丸2年を過ぎたころからハードディスクの交換をお客様に提案しています。
各製造元では、20000~30000時間毎の交換を推奨しているところが多いです。
ハードディスクは消耗品とご理解お願いします。



  


ハードディスクは突然、クラッシュ(goo辞書)することがあります。

ハードディスクがクラッシュしたときに、たまたま何か事件が発生してもその決定的な場面は
録画されません。それを避けるために、ハードディスク交換の費用を予算化することを勧めます。

また、このハードディスクの交換費用と1年毎のカメラの清掃をセットして、保守契約を
結ぶのも良いでしょう。

最近では、金融機関や公的な建物の防犯カメラシステムは、ハードディスクを二重化して、
同じ映像を2システムのハードディスクへ録画している例もあります。
その他、クラウドサービスと契約して現地とクラウドの両方で録画する手もあります。

また、ビデオレコーダー内蔵の放熱ファンも数年に一度は交換した方が良いでしょう。
ハードディスクの交換といっしょに頼んでください。
以前、真夏に放熱ファンが止まって、レコーダーが異常に暑くなって調子が悪くなった
ことがありました。


----------------------------------------
2025年3月

ハードディスクの故障やクラッシュは少なくなりました。
故障は普通、ビデオレコーダーのエラーのログを見ると書き込み不良が多いです。
そこで交換してもいいですが、その後半年程度使用してもエラーが全くでなかったことも
ありました。
10年以上前に導入した500GBを搭載しているビデオレコーダーは未だ現役で故障知らずも
結構あります。

現在弊社で販売している防犯カメラ用ビデオレコーダーは4TBのハードディスクを搭載
していることが多いです。7~8年前に導入した4TBのハードディスクは故障が頻繁では
ありませんが10%位は3年位でクラッシュしました。最近はだいぶ故障も少なく落ち
着いて来ています。2TBのハードディスクはまったく故障知らずが多いです。

個人的な感想ですが、ここ数年発売のいわゆる内蔵型ハードディスクは外形が薄くなり、
軽くなりました。作動音も以前に比べ静かになりました。
それと、放熱ファンは故障しなくなりました。

また、最近の金融機関の防犯カメラの映像はデータセンターのクラウドに保管している
ことが多いようです。
----------------------------------------


関連する記事

メンテナンス、清掃・保守契約も大事です
福岡県でコンビニ強盗への緊急対策会議が開催-保守管理が重要



東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県内の現場調査、配置図・見積作成は
無料です。

● メールでのお問い合わせ
お問い合わせ

右側の欄の連絡先のメールアドレスも利用できます。
アドレスをコピーして、メールソフトのあて先に貼り付けてください。



コーヒーブレイクに読んでみて ↓
筆者のサブブログ 「余談ですが」



最新の画像もっと見る