先日、日経新聞朝刊(2017.08.02付け)のスポーツ欄を見たら、防犯カメラの
顔認証システムもここまで来たかと感心しました。
J1鹿島がカシマスタジアムの防犯・監視カメラの映像からお客様の表情を
分析して満足度を測ることを計画しているとのこと。
これは顔認証システムを応用するものでしょう。このシステムは最初に世界の
国際空港で導入されて、出入国管理で予め犯罪者の顔をコンピューターに
登録しておいて、カメラに映った犯罪者らしい人物が入国しようとするとコン
ピューターは犯罪者の顔のデータと照合して判断するものです。
この顔認証システムが高度化し安価にもなってきたので、応用していろいろな
場所でも使えるようになってきたのです。
鹿島は、お客様のスタジアム内の移動を分析して、店舗やトイレの配置を
見直してお客様のスムースな移動ができるように計画しています。また、
例えばトイレから出てきたお客様の表情が硬かったら、トイレが混んで
なかなか用が足せなかったのではないか、汚れていたのではないか、
などの顧客満足度を測りたいようです。
鹿島の例ではないですが、顔認証システムを応用して飲食店に来店した
お客様の性別や年齢層、滞在時間、さらにニコニコしていたら、満足して
くれた。表情が硬かったら口に合わなかったなどの判断ができるシステムも
登場しています。
しばらくご無沙汰しているスナックに行ったら、名前を聞かれずに顔認証
システムでキープしているボトルがすぐ出てくることも近い内に始まるかも
しれませんね。顔認証システムは、機械的な“顔パス”です。
羽田空港では日本人の海外から帰国する人が顔認証での帰国手続きの
実施が2017年10月から始まります。
顔認証のシステムは、ほとんどソフトウェア製品です。既に防犯カメラの
設備を導入しているところでも追加で設備できることが多いです。
NECの顔認証システムについてのページ
リアルタイム監視を実現する動画顔認証技術
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