不審者がいやがる防犯カメラ

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プライバシーエリアを隠して映す

2018年01月06日 | 新技術・これからの製品


最近、商店街や道路など、公道を映す防犯カメラが増えてきて、カメラが撮影している
映像の範囲(画角 がかく と言います)の中にプライバシーに配慮しなければならない
環境も出てきています。

その理由として、屋外にカメラを取付ける場合は自治体や警察が近くの道路や歩道も
撮影範囲に入れるよう要望している、そして道路や歩道が映る場合は防犯カメラの
取付費用の一部を金銭的に支援する場合もある、その他、マナーの悪いゴミ置場に
防犯カメラをつけることが多くなっているからでしょう。

筆者が先日防犯カメラを取付けた場所は、交差点の角の敷地でした。
そこはどうしても対角線の方向の民家の玄関やベランダが映ってしまいます。
塀で囲まれたお屋敷なのですが、塀の高さが1m程度で低いので塀の上が映って
しまいます。玄関の出入りはまだしも、ベランダに干す洗濯物も映りそうでした。

そこで、今回、塀の上の玄関やベランダをプライバシーマスキングの設定で常に
見えないように設定しました。下の写真のように白い長方形を被せるように設定
しました。ライブ映像も過去の映像も常に白い長方形で隠した部分は映らないように
しました。



これをプライバシーエリアをマスキングしたということになります。
(イメージ写真です)


  
今回、プライバシーマスキングを設定した屋外用防水・防塵カメラ
ハンファテックウィン製 SCO-6083R


大阪府の箕面市(みのおし)では、通学路に設置したカメラで撮影範囲内に民家が
映り込む場合にこのマスキング機能でブロックして、ライブ映像も録画映像も
見れない状態にしています。

箕面市の通学路に設置したカメラについて 大阪府の箕面市ホームページ


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2019年5月
今月、都内の住宅密集地に新設された保育園にカメラの工事を行いました。
保育園の敷地内の裏側と東側が隣家のベランダと庭がすぐ隣りです。不審者対策の
防犯カメラですが通路以外はプライバシーマスキングで隠す設定をしました。
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