のんぎんもも

双子のムスコとムスメ、ノルウェージャン・ぎん(♂)、MIX・もも(♂)との日々も綴るシングルママのブログ。

救急 分娩病院選び

2017年01月20日 | 妊婦のつぶやき
当然のことながら、

未受診(妊娠して一度も病院に行ったことのない状態)の妊婦は、救急での受け入れを断られます。




のんは妊娠検査薬の陽性反応のあった翌週の月曜日、オットにも事前に伝えた希望する病院にかかる予定でした。






昨年、マタニティヨガを受講したことで、
分娩時の体位で一番自然な産み方は横姿勢だと知りました。
自分でも、生理の重い日は横姿勢でお腹を緩ませる格好でいたな、と思い納得。
実際に、ヨガの先生が横姿勢で会陰切開もなく卵膜に綺麗に包まれた赤ちゃんを産んでいます。



会陰切開は本当に嫌だったし、陣痛促進剤も嫌だったし…本当の本当は自分の家で猫たちと一緒にいて産みたかったのん。

しかしオットはもちろん自宅出産は反対。

産むのは私なのに!!とは思いましたし、あわよくばひとり自宅で…とも思いましたが、出産予定日は夏。
1週間山にお籠りする冬と違って、オットも出産に立ち会える可能性が充分あります。



ひとつ、オットの立会い出産
ふたつ、横姿勢での分娩
みっつ、母乳の出が早く促せるカンガルーケア



この3つの希望が叶えられる赤十字病院にかかろうと思っていたのです。

…1階にドトールコーヒーあるし( ̄▽ ̄)








その矢先。
クリスマスイブ。24日土曜。

妊娠初期にも関わらず、
温泉。
妊娠初期の頑固な便秘で食欲も無いのに、
上げ膳据え膳。
(お酒は9月の結婚式以来飲んでいません)
極め付けは、
不調の中での車での長距離移動。


キャンセルしたい!!

…って、チラッとは思いましたが、
この温泉旅行、オットのお母さんへのお祝い返しで、オットの強い希望もあり行かざるをえない状況でした。





結果、
クリスマスの日。

帰りの車の中で便秘ではないお腹のハリを感じた私。


夕方、
自宅に戻ってから横になり休んではいたものの、一時間後トイレで出血を確認。

量は少ないものの、鮮血。





これは…やばいかもしれない。

思っていた以上にこの時の私の身体には負担がかかっていたのですね。



しかし、出てしまった鮮血はどうしようもないし、
病院にかかったところで「安静に」としか言われない。

何より未受診。



しかし、慌てたオット。
「救急行こう」と救急センターに電話。


しかししかし。

電話口で「当院受診妊婦であれば受け入れできるが、未受診なので無理」
とやんわり断られました。

やっぱなー…


が、対応してくれた看護師さん。
「第三救急のある県中央病院なら、もしかすると診てくれるかもしれません」

と、舟を出してくれました。





そのことをオットに言うと、即ネット検索、
即電話を掛けて、「ツマが話します!」と

即携帯をパスしてきました(笑)



対応してくださった看護師さん。
「出血が心配でしょうから、来てください。
そこから当院まで何分くらいですか?」
と、即対応。




ふらふらになりながら県中央病院(県中)にかかりました。


…で、前回の青天の霹靂事件に至ると(笑)





結局、
やっぱり「安静に」としか言われなかったけれど、

1週間悩まされた便秘を解消すべき妊婦も使える便秘薬を処方してもらい、

何より
「もうひとりいるよ!!」
っていうメッセージも受け取れたので、

救急にかかってよかったです。




当のオットは混乱しすぎて
「双子です」と言っても、
「ああ」しか言葉が出てませんでしたが。
( ̄▽ ̄)



妊娠したことも含めて、男性はやっぱり女性と比べて8倍くらい実感が遅いみたいです。







そして。

救急にかかって、双子であることを知り、
私の中で実にシンプルな判断が出ました。

理想とする出産を体験するよりも、
お腹のふたりをふたりとも無事に産むこと。

ふたりの命を最優先してくれるところ。




安心させてくれる言葉をかけてくれるよりも、
迅速に、
いっそ母親そっちのけでふたりのために動いてくれる病院がいい。



救急にかかったのも僥倖。

もしかしたら、
「ここがいい」
っていうふたりからの意思表示かもしれない。



救急で、担当してくれた女医さんに、
「この後病院どうされますか?」
と聞かれたとき、

「そのままこちらでお願いします」

と、答えていました。


後に混乱から抜け出たオットも同意見でした。



まあ、
ぎんももはともかく。

満場一致で県中にお世話になることが決まりました。




コメント
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