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三宅輝(みやけあきら)(東京 六本木)の日本料理はとてもオススメ!

2021年12月16日 01時00分00秒 | 外食

 グルメ友人が勧めるため、東京の六本木にある三宅輝(みやけあきら)へ二人で平日の18時に行ってきました♪

 場所は六本木交差点から徒歩約5分ほどで、食べログのGPS地図を見てたどりながら探しますが、どこか分からず彷徨ってしまいました。
 実は看板がない隠れ家店ということが食べログを見ると分かったので、その食べログに掲載されている玄関の写真を参考に探しました。
こりゃ初めてだと分からんよ(^_^;)

↑玄関

 すると、お店の方が店の前にいて店名と自分の名前を言ってくれたので助かりました。
 逆に後で、お店を間違って入ってきた客もいましたね(^_^;)
 この辺りは看板がなくても営業ができる名店が多いのかもしれません。

 お店に入ると、このお店は2020年8月にオープンしたばかりなので、店内はとても明るく綺麗でふんだんに木が使われ、板前の後ろの模様も素晴らしくかなり手を入れています♪
 
 そしてヒーリング系環境BGMが静かに流れていました♪

↑カウンター

 このお店はコの字型のカウンター8席と、個室6席のみのお店で、せっかくなので個室を見せてもらったのですが、完全防音の部屋でプライバシーが守られ、また岐阜県の多治見タイルもあり上質で、テーブルも岐阜の樫の木の立派なもので、かなりこだわっているのが分かります。

↑個室

 この日は他に客はいなかったため、ラッキーなことにカウンター席のど真ん中に座れました♪

 この三宅輝(みやけあきら)という店名は、実は経営者の本名で、調べてみると岐阜県多治見市出身の1980年生まれの日本料理の料理人で、農林水産省による日本食普及の親善大使とともに、多治見市の観光大使とは素晴らしいです♪

 だから個室等にもふんだんに多治見産のものが使われているんですね。

 また岐阜県多治見市では代々陶器の岐阜焼きの窯元をしているとのことで、お店の器はすべて自分で手作りとは素晴らしいです♪

↑カウンター席の前の器等

 それから使用される切れ味良さそうな包丁も美しく飾られていて、これはいかにも美味しそうなお店です♪

 天井も木で作られた綺麗な障子があり間接照明にもなっているようで細部にもこだわったお店ということが分かりますね。

↑天井

 なお地元多治見市では、「優月」といううなぎや日本料理のお店も経営しているとのことで、ぜひそこにも行ってみたいと思いましたね。

 それから、肉、野菜は各地生産者等から仕入れ、魚は豊洲市場から仕入れているとのことでした。
 マグロはさすが日本一と言われる「やま幸(やまゆき)」のものでしたね♪
 カウンターのテーブルの上には、今日使われる素晴らしい松茸やキノコ、いちじく、稲穂、朴葉などが置かれていました。
 これはかなり良さそうです。

↑松茸など

 自分のテーブルの上には、山の形に整えられた布のナプキンと箸置きに箸が置かれ、そして今日のお品書きが左側にありました♪

↑テーブルの上の布ナプキンなど

↑今日のお品書き

 このお店の料理はコース24,200円税込のみで、あらかじめ電話予約が必須な完全予約制のお店となります。

 飲み物は特にメニューはないようで好きなものを選べるとのことでしたが、料理に合わせてペアリングもできるとのことなので、せっかくなのでそのペアリングで頼みました♪
 ペアリングはその量にもよるようですが8,000円以上のようです。

 今回は以下の上質で素晴らしい日本酒やワインでしたね♪
 特に赤ワインはフランスでアブラムシの害に合わず唯一残った樹齢120年の希少なもので、しかも2015年の当たり年のものだったのは特に嬉しかったです♪

・黒龍 純米吟醸
・豊盃 純米吟醸
・フランスのロワール白ワイン2019
・山廃純米手取川(乳酸菌発酵)
・無濾過生原酒中汲 亀萬 純米酒
・日高見 芳醇辛口純米吟醸
・フランス赤ワイン2015年(アブラムシの害がなく唯一残った120年以上のぶどうの木のワイン)

 まずはそこに三宅輝と書かれたグラスに水が注がれます♪
 さすがのホスピタリティで食事中はいつも随時水を注いて頂きました。

↑お水

 そして今日出される三河の一色の、生きが良い「にょろにょろ」と動く鰻を目の前で見ることができたのは良かったです♪
 さすがとても綺麗で身も厚く脂が乗ってそうなうなぎでしたね。
 後で、その三河の一色うなぎ漁港にも卸しているといううなぎ養殖の方に見てもらったのですが、10月と秋なのでこれでも比較的小振りな新仔(しんこ)とのことで、この新仔が柔らかく脂もしつこくなく、価値も味も断然高いとはさすがでしたね♪

↑にょろにょろ動くうなぎ

 そして以下の通り料理やそれに合わせたお酒が運ばれて、どれも上質でさすがの美味しさでした♪

↑純米吟醸 黒龍

↑加賀の金沢の野菜の金時草の上に富山の白エビの刺身と北海道生イクラ

 富山湾の白えびと北海道の生イクラが柔らかい金時草の上に乗り生姜も少しこれは酒にも合って美味いです♪

↑お椀に帆立真薯、生木耳、ばちこ

 このお椀も美しく、そして出汁が素晴らしくて帆立真薯が柔らかく、それから生のきくらげがかなり立派で、そしてバチコも良いお味でした♪
これは素晴らしかったです♪

↑純米吟醸 豊盃

↑鮪赤身 中トロ カワハギ

 そして宮城県の塩釜の本マグロの赤身が素晴らしく、そして青森県の大間の中トロは外側が茶色になっているので5日寝かせたものとのことで口の中で熟成が広がり素晴らしかったです♪
 広島のカワハギ刺身を、たっぷりな肝醤油とも一緒に頂きこれはお酒と合ってとても良かったですね♪
こんなに肝が多いとはさすがです♪

↑やま幸のマグロの説明

↑フランスのロワール白ワイン2019

 ここで白ワインに変わりカマスや松茸などが運ばれました♪

↑カマス 手綱 松茸 四方竹

 カマスが手綱状に組まれて焼かれているのは素晴らしかったですね♪
この組み方はすごいです。
 そして岩手県産松茸が香りが濃くて素晴らしい贅沢な焼きで、それから稲穂が白いポップコーン状になるとは驚きました!
ポップコーンになるのはトウモロコシだけではないんですね!

↑無花果、里芋饅頭、栗、新銀杏

 これらはそれぞれを一度揚げ、それらをとろみの中に入れた揚出しとのことでしたね。
どれも上質さを感じこれも旨〜です。

↑山廃純米手取川(乳酸菌発酵)

 この白い乳酸菌発酵の山廃純米手取川は甘く飲みやすかったですね♪

↑長崎のスッポンのグツグツ茶碗蒸し(椎茸、焼き葱、九条葱入り)

そしてこのスッポンの茶碗蒸しが圧巻でした!
 器がかなり高温となっていて、グツグヅと沸騰しています♪
こんな茶碗蒸しとは初めてでしたよ♪

↑椎茸やスッポン

 もちろん卵は柔らかくて美味しく、大きな椎茸は縁が切られる手仕事が素晴らしく、そしてスッポンも柔らかく脂身もちょうど良い塩梅で、これも絶品でしたね♪
これも美味しかったです!

↑無濾過生原酒中汲 亀萬 純米酒

↑アワビ、ウニ、輝キャビア

↑キャビアの瓶の裏側

 そして輝ブランドのキャビアが6g小瓶に入って運ばれたのには驚きましたね♪

↑キャビア拡大

 これはシベリアチョウザメ(宮崎県産)キャビアで、料理にも合うように塩分濃度を減らして食べやすくした三宅輝専用キャビアとはさすがです!
 ただ塩分濃度が低いので保存年限が短いとはなるほどです。

 これを贅沢にも、酒蒸しの柔らかいアワビと北海道産の生ムラサキウニと一緒に頂きました♪
キャビアたっぷりでこれは幸せです♪

↑キャビアと共に

↑日高見 芳醇辛口純米吟醸

 それからもう一人は、焼酎を所望したので、「えじゃのんおんばらぁと」が運ばれていました。
 日本酒の醸造技術を生かした本格米焼酎とのことで、それは積年仕次熟成させているとのことで、1990年から熟成中の焼酎に新たなに仕込んだ焼酎を足していき、全体を熟成させた焼酎とのことでしたね。
それはすごい!
 積年仕次なので焼酎の年齢はわからないことからage unknown「えじゃのん」で、「おんばらぁと」は金沢の方言で「ゆったりと」という意味のようです♪

↑えじゃのんおんばらぁと

↑米沢牛ヒレ、エリンギ、大黒本丹波シメジ、黒鮑茸、木葉南瓜、紅葉人参、朴葉味噌

 そして肉が運ばれます♪
米沢牛とはさすがでこれがとても柔らかく、それを大きな朴葉の上にエリンギやシメジ、かぼちゃ、ニンジンと濃厚味噌ともに美味しく頂きます♪

 それぞれお皿が違ったのですが、お皿の色が違うと雰囲気も変わりますね♪

↑皿の色が違う米沢牛ヒレなど

ここで「三宅輝」と書かれた濡れた布おしぼりが運ばれます♪
おしぼりにもこだわっています♪

↑三宅輝のおしぼり

 牛ヒレだしここで赤ワインが飲みたいなぁと思っているとさすが、とっておきの樹齢120年以上の赤ワインが運ばれました♪

↑フランス赤ワイン2015年(アブラムシの害がなく珍しく残った120年以上のぶどうの木のワイン)

 実はフィロキセラというアブラムシの被害で19世紀後半から全世界ではワインの木がほぼ全滅したのですが、この樹は奇跡的に残ったとのことでした。
これは希少価値がありますね。
確かに味わい深いです♪

↑口直しのサンマ 黄身酢

そして口直しの秋刀魚が運ばれ、これも上質です♪

↑薩摩切子のお猪口

 ちなみにどの器も美しいのですが、このひっくり返すと富士山形のお猪口は薩摩切子とのことでしたね♪
素晴らしいです♪

↑うなぎ

そして左側にある焼き台でうなぎが焼かれて串が抜かれます♪

↑うなぎの蒲焼丼(魚沼産コシヒカリ)

 そして黒豆茶とお漬物と一緒に、多治見の炭鉱時代から継ぎ足して続く130年の仙人ダレを利用したうなぎの蒲焼丼が運ばれました♪

↑うな丼拡大

 確かにタレが美味しく、そしてうなぎが香ばしくてこれも絶品です♪
ご飯もさすが魚沼産コシヒカリでしたね♪
目の前で土鍋で炊かれてご飯を見ることもできました♪

 これを120年のフランス赤ワインと合わせて、130年の仙人ダレと120年の赤ワインとはロマンでしたね♪

↑奈良県産柿、山梨シャインマスカット

 そしてまず1つ目のデザートのフルーツを美味しく頂きます♪
 このお店はデザートが2種類あるのは女性にも嬉しいかと思います♪

 そして目の前で板前がべっ甲飴を作り出してそれを見ることができたのは素晴らしかったですね♪
 かなり高温なものを気をつけながら素早く作ります♪

↑べっ甲飴作り

そして包丁で削いでいましたね♪

↑べっ甲飴作り


↑IMO(いも)パフェ

 このスイーツは、べっ甲飴細工の下にシルクスイート、大学芋の安納芋、なると金時チップス、白玉だんご、生クリーム等で構成されていて、甘くて美味しいです♪
秋の味覚ですね♪

三宅輝の料理やお酒には大満足でした!!

 特に独自ブランドのキャビアがあって6g丸々頂けるのは秀逸でしたし、海鮮、肉、うなぎとどれも上質で素晴らしかったですね♪
 デザートも2種類あるのは女性は嬉しいと思います♪

 なお、お手洗いにはマウスウォッシュや綿棒だけでなく、使い捨ての歯ブラシや歯間用フロスもあるのには驚きましたね。
素晴らしいサービスです♪

 それから板前は笑顔で分かりやすく色々と料理の素材等について説明してくれ、また料理を運んでくれる方もお酒やお店について笑顔で分かりやすく説明してくれ、かなりホスピタリティが良く素晴らしかったですね♪

 三宅輝は、綺麗で明るく上質なヒーリング系BGMが静かに流れるなかで、上質な日本料理をホスピタリティあふれるサービの中で美味しく頂け、とてもオススメです!

 恐らく三宅輝は近いうちにミシュランに掲載され、予約困難店になると思われるので、今のうちに早めに事前予約して訪れた方が良いかと思います♪

 ぜひ春夏秋冬の季節の味をまた味わいたいですね♪ 

美味しかったものまとめ(2021年上半期)


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