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白川郷 合掌造り民家園(岐阜県 白川村)はとてもオススメ!

2020年12月11日 01時00分00秒 | イベント・外出

 岐阜県の白川郷へ行った際に、合掌造り民家園へ行ってきました♪

 この「合掌造り民家園」は、過疎化が生じた「加須良集落」をこの地に移し永久保存としたもので、1972年(昭和47年)に開園されたとのことです♪

 岐阜県の重要文化財の9棟をはじめとして、園内には全25棟の合掌造りがあり、水車小屋、神社、寺本堂なども、かつてのまま移築しています♪

 「合掌造り民家園」の場所は岐阜県の白川村の白川郷の集落から「であい橋」を渡った先にあります♪

↑合掌造り民家園の入口

 この日はあいにくの雨でしたが、それはそれで良い趣を醸し出していて、楽しめました♪

入口近くにはこの民家園の地図があり、左回りで行こうと決めました♪

↑入口近くの地図

開園時間は午前8:40~午後9:00で、入園料は大人600円、小人400円となります♪

園内に入ると紅葉が進んでいて美しく、そして合掌造りの家が点在しています♪

↑園内

そして合掌造り民家園の生い立ちの説明もありました♪

↑合掌造り民家園の生い立ち

 最初の「かたりべの館」では、ビデオ放映もあり、昭和43年当時の越中桂の古い映像が流れていました♪
過疎化が進む旨を説明していてかなり悲しくなります(^_^;)

↑昭和43年の映像

 それから、合掌造りの分解模型もあり、造りがよく分かります♪
素晴らしいです♪

↑合掌造りの分解模型

そして真ん中の小川沿いに進みます♪

↑小川

 水車小屋もありましたね♪
昔はこういう光景が日本全国にあったのでしょう。
なかなか良いです♪

↑水車小屋

 紅葉の山をバックに、合掌造りの家は風情があります♪
古い屋根だと、緑色の苔が生えるようです。

↑合掌造りの家

 そして合掌造りの家に入ると、囲炉裏や仏壇などがありましたね♪
かなり仏壇が立派です。

↑合掌造りの家

↑家の中

ま た2階へ上がると、当時の蚕の部屋があり興味深いです♪

↑蚕の部屋

 蚕の発育順序模型もありましたね♪
昔は蚕による絹織物は日本では重要な産業だったということが分かります。

↑蚕の発育順序模型

そして3階に上がることができました♪
結構広いです♪

↑3階

しかも床板が細くて、乗ると折れて落ちそうで怖いです!!

↑床板

 3階の奥まで行くと、穴が空いていて、そこから山の紅葉が美しく見えていました♪
素晴らしい景色です♪

↑山の紅葉

 それから白川村の焔硝生産の説明があり驚きました!
何とこの白川村では江戸時代には鉄砲の火薬の原料が生産されていたのです。
というのは蚕の糞を使って焔硝を作ることができたんですね。
それは知りませんでした!

↑白川村の焔硝生産

 また焔硝土には人尿も加えていたようです(^_^;)

↑白川村の焔硝生産

↑白川村の焔硝生産

↑白川村の焔硝生産

 それからこの焔硝は、近くの高山の代官所や加賀藩へ納められただけでなく、19世紀初めには大阪や名古屋にも販売されていたようです。

↑白川村の焔硝生産

そのため蚕の繭(絹糸)や焔硝を売って、大量の米が運び込まれていたようです♪
そんな遠くまで流通網があったんですね。

↑白川村の焔硝生産

↑遠山家床下の状況

↑焔硝の取引

 それから他の合掌造りの家では、わら細工の説明もありましたね♪
長い冬のあいだは、囲炉裏端で、このようなわら細工が作られていたようです。

↑わら細工

↑わら細工

 そして「石場かち」というものがありました♪
これは合掌造りの礎石(石場)を据え付けることとのことです。
これは昭和30年代まで行われていたようです。

↑石場かち

 それにしても川や紅葉の木々、合掌造りの家が美しいです♪

↑川や紅葉の木々、合掌造りの家

 それから、とある家では「飛騨加須良生活展」がありました♪
色んな当時の生活に必要なものがたくさん飾られています♪

↑飛騨加須良生活展の説明

↑飛騨加須良生活展

↑飛騨加須良生活展

それから昭和30年代の村の絵もあり素晴らしいです♪

↑昭和30年代の村の絵

そして平家の落ち武者もこの辺りにはいたようですね(^_^)
まあ全国にあるようですけどね。

↑平家の落ち武者の説明

山には霧もかかり紅葉と共に美しいです♪

↑山の霧

 綺麗な緑色の屋根の合掌造りの家もありました♪
素晴らしいです♪

↑綺麗な緑色の屋根

 そして「鳩谷八幡神社」もありましたね。
この建物は御神酒蔵として使われていたとのことです♪

↑鳩谷八幡神社

↑鳩谷八幡神社の説明

 そしてまだまだ合掌造りの家があります♪
これが最も古い合掌造りの家とのことでしたね。

↑合掌造りの家

↑最も古い民家の説明

そして当時、馬に引かせて木材を運んでいた橇(そり)もありましたね♪
今ではまったく見ませんね。

↑馬に引かせていた橇

当時の燈明(あかり)もあります♪

↑当時の燈明

それから池も美しかったです♪

↑池

 合掌造り民家園は、合掌造りの家を見学できるだけでなく、当時の蚕の育て方や焔硝を作っていたこと、わら細工、生活品などについても理解でき、ゆっくり自然あふれる道を散策することができました♪

とてもオススメです!

なお、この「合掌造り民家園」は、飛騨高山・白川郷の「まっぷる」や「ことりっぷ」の旅行ガイドブックにも掲載され人気スポットですね♪

 

 

コメント
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