第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

力(ぢから)

2006-12-11 23:11:56 | 職場と正面から向き合って(終)
             「水面の氷は圧倒する力で湖水を覆う」



この記事は、過去に書いたもので、非公開にしていたものです。投稿日時も、そのままにしています。過去の非公開記事から、見つめなおす為、公開します。
自分自身が、どれだけ成長しているのか確認したい。という意味もあります。
カテゴリーをクリックして頂ければ、見やすくなるかと思います。(ペコリ)



今日は雪で吹雪きました。
午後からは晴れでした。
もうすぐ流氷が接岸する時期です。

流氷は遠い北の方から流れて来ます。
風、波、気温などの力を借りて流れて来ると思います。
自然の力は人間では出来ない事をやってのけるんだと感じます。

人にはも色々な力があると思います。
仕事力
遊び力
癒し力
Etc・・・

自分は「力」を「ちから」と呼ぶのではなく、
「ぢから」と呼びたいと思います。
「ちから」は生きていく上で、綺麗でスマートな呼び方と
感じるからです。
その点「ぢから」は地を這い蹲り、泥に塗れながら胆を据えて
日々を生きている感じがするのです。

仕事力、遊び力、癒し力と分けて居ますが、自分はこれらは、
連続したものと考えて居ます。
仕事の中に遊びや癒しがあるし
遊びの中にも仕事や癒しが
癒しの中にも仕事や遊びの力があると思っているからです。

例えば、遊び自体、元々創造だと思います。
今でこそ、ファミコンがあり創造する事は難しくなっていますが、
自分が子供時代は鬼ごっこや缶蹴りなど、友達とルールを決めて
遊び自体を創造していたと思います。
その創造が仕事の中に生かされ、せの成果をみんなで分かち合い癒され
物作りでは世界有数の国になったんだと考えます。

今では仕事は、何でも競争原理が働きポストフォーディズムでより専門性が
求められ創造は薄らいで行きましたし、癒しも無くなっています。

晴耕雨読のような日々の暮らしは今では出来ない時代です。

自分が仕事力、遊び力、癒し力で最も重視したいのは、
癒し力です。
ケア力とも言います。

人と人が関わりを持つとき癒し力は必要だと思うのです。
他人事と自分の事を区別して考える人は多いでしょう。
しかし、他人事は今では他人事では済まされないと思います。
自分は精神疾患で休職4ヶ月目ですが、パニック障害、うつ病など
誰が、いつなってもおかしくは無い病気だからです。
それで、休職になって職場の対応を目の当たりにしたとき、
他人事と思える人間は死すとき後悔するでしょう。
そうでは無く、他人事=自分の事と考えられる人間は人間的に成長
すると思います。

癒し力(ぢから)を付けるのは、一朝一夕では無理でしょう。
日々の生活の中で人間性や感性を高める努力が必要だと思います。
努力の仕方は人によって違うので一概には言えませんが、
他人を考えられる人間は高められるでしょうし、他人の中に自分
を見られる人も近づけるんだと思います。

自分はまだまだ、小学生低学年レベルですので、今後も努力が必要
だと思っています。

家庭の中で出来ない人間は外に出ては出来ないと思います。

修行あるのみです。