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市丸の雑記帳

創価学会婦人部、市丸の個人ブログです。記事本文、コメント共に、無断転載・引用お断り。誹謗、中傷は即削除します。

御書に学ぶ 男の仕業、女の力

2007-01-07 15:11:46 | Weblog
『やのはしる事は弓のちからくものゆくことはりうのちから、をとこのしわざはめのちからなり、いまときどの(富木殿)のこれへ御わたりある事尼ごぜんの御力なり          
              日蓮大聖人御書全集 975頁』

 一月度の婦人部グループ学習の参考の御書である。
 当たり前のことを当たり前に書かれた、それでいて、とてつもなく重要な御文である、と思う。

 女子部の頃、年配の婦人部の人に言われた事がある。
「あなたは随分なかかぁでんかになるんでしょうね」
 意味が分らなかった。
 自分では決してそんなつもりはなかったのに、嫌な思いだけが残った。

 結婚して、主人にその事を話すと、信心も古く、教学も上の方、組織活動も先頭切って、指導力もそこそこ、そうした総合的な評価で、どんな男子部でも負かすだろう、と言うイメージだったのではないか、と言われた。
 
 実際家庭に入ってみると、確かに私は家庭的ではないと思う。
 しかし一つだけ、絶対に守っている事がある。
 主人に対する尊敬と感謝を忘れないようにする事だ。

 私の願いの一つは、一家和楽の達成だった。
 学会の五指針の最初の項目も一家和楽の信心、である。
 この一家和楽の信心の達成には、亭主関白もかかぁでんかも必要ない。
 互いが信じあい、尊敬しあうだけである。
 
 男と女は体力も違うし、資質も違う。その違いを認めた上で、助け合っていくことが大事なのではないだろうか。
 そしてそれを、大いに言葉に出して、確認していくことである。以心伝心なんてものは、思い込みの勘違い、すれ違いの元である。
 外での嫌な事は家の中で癒されれば良い。
 家の中が安穏でなくて、何が幸せなものか、と決めて、大いに本音で語り合うことだ、と私は思っている。

 しかしその時に気を付けたい事は、当たり前だが、相手に対する個人攻撃は絶対にしないことである。 
 
 わずかなことに気を付けて行けば、強い弓によって放たれた矢のように、男は力を発揮する。
 女は、矢が戻ってきた時、しっかりケアをして、さらに力を蓄えさせることだ。
 その方法は各家庭によって違うだろうが、少なくとも、喧嘩などでエネルギーを使う事ではないと思う。
 
 ちなみに、主人は入会も遅く、教学の資格も下だ。
 しかし人間的なエネルギーと人生経験に於いて、私は遠く及ばないと認めている。

 結構バランスの取れた夫婦、と自負しているのだが。