京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

家が先か不動産投資が先か。

2018年10月15日 | 収益マンション
究極の選択?を対話方式でまとめたものです。


「以前から質問あったのですが、
地元で収益物件を購入したが出張先での生活が長くなり
家を買いたいがローンを組めないのでどうしたら良いかと・・・」

「そういう質問多いですね。しかし、
収益物件についてはそれだけで完結していれば問題ないです。」

「返済とかちゃんとしていれば良いということですね。」

「もちろん返済はきちんとしていてですが、
最低、収益物件の収支が合っていればそれで良いんです。
持ち出しがあるとその分給与収入が減額され、
キャッシュフローが大きいと収入合算でOKですね。笑」

「そういう考え方の金融機関も増えています。
多くの金融機関へ当たってみてください。」

「ただ闇雲に当たるだけだとマイナスになることもありますので、
その辺は気をつけて金融機関の特徴を睨みながら
業者さんと対策を練ってください。」

「それはどういうことでしょう。」

「金融機関の審査も履歴が残るということです。
以前お客さんにありましたが一時期に10行ほど
申し込んだ人がありましたが、あまりたくさんの審査履歴が出てくると
金融機関も不信感を持ちますよね。」

「事前にこの金融機関はここが強い、
こういう出し方が良い、と言うものが若干でもあります。
そこを見極めることが必要ですね。」

「いずれにしても不動産投資に熟知した業者さんが
必要ですが、先ほどの逆のパターンはどうですか。」

「住宅ローンがあって、
これから収益物件を買うという順番ですね。」

「これは以前は住宅ローンという負債を抱えた
不動産投資の見本みたいな言い方をされていましたが、
今ではまぁまぁ総合的に見てもらえるところまで来ていると
思いますよ。」

「とはいえ、やはり順番は投資~家の順番でしょう。
というのは固定負債(住宅ローン)があると無いでは結構違います。
何がといえば可処分所得です。」

「住宅を購入しローンを払っている、
これはその人の信用、力量、経済力ともいえますが、
逆に言えば、くっ付いている費用たとえば扶養家族が多ければ
多いほど可処分所得は少ないのです。」
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