京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

Q 区分マンションの新築と中古では・・・

2010年11月26日 | 不動産コンサルティング

A 区分マンションの新築と中古ではどう違うのでしょうか、
というご質問ですね。

新築と中古、違いを一言でいえば、
中古の物件価格は平準化されているということだと思います。

物件自体の売買金額もそうですし賃料にしてもそうですね。

一般的な言い方として新築プレミアムという言葉があります。
新築ですと売るにしても貸すにしても、
若干高かろうが心理的イメージで取引されるというものです。

新築でも一度でも使用されれば中古になります。
新築プレミアムが剥がれた時のギャップを想定し、
収益計画を立てることが大切です。

ですからどちらにしても売買にかかわる仲介手数料は
織り込み済みか価格交渉で吸収される、
ということだと思います。

区分マンションの新築であれ中古であれ、
それが現金買いであれば、
上述のことさえ考慮すれば私はどちらでも良いと思います。

そのことよりも、
どれだけのスパンで投下資金を回収し
そして利益をあげていくのかを計画することが大切ですね。

区分の場合は減価償却資産である建物の評価しか、
存在しません。土地の評価が少ないということです。

減価償却資産としての耐用年数がなくなるとともに、
不動産全体の評価もゼロにはならないものの
限りなくゼロに収斂していきます。

いずれにしても、
いつでも売れるときに売り逃げできるようにしておくべきですね。

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