京都不動産コンサルタントのブログ
今回のご質問は、
契約後に再度家の中を確認したところ2階の1部屋の床が
傾いていることに気づいたが解約できるか、
というものです。
これには端的に言えば、
当物件の不具合の程度によるのではないかと思われます。
契約の目的を達せない、
つまりは住宅としての使用に耐えないものであったとか、
不具合が修復不可能なものであれば
契約の解除も可能性はあります。
しかし、一部屋だけの問題で
しかも補修で済むようであれば、
早めに指摘し補修ないしその分の減額を請求し
契約を続行するのが本来の契約の趣旨であり
契約書文面でもその旨記載があると思われます。
契約書の確認と
交渉力がためされる事案です。