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京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

都心回帰パート2

2013年05月27日 | 都心回帰
京都不動産コンサルタントのブログ

企業の財務体質面を考慮した不動産・土地建物の処分で
地価の下がった中心部にマンションが林立!
それを当て込んだ商業施設も!

という都心回帰現象、
これをブログで紹介したのがちょうど1年前でした。

あれから雪崩を打ったように
大学の都心回帰もとまりません。

今年度既に同志社が京田辺市から上京区の
今出川キャンパスへ文系のみですが7500人
移転しました。

立命も2015年に草津キャンパスの一部を
茨木に移転準備中。

龍大も草津キャンパスの一部を
こちらも2015年深草へ戻すという。

どんどん、若いマンション購入者や学生が都心部へと回帰しています。

人口が減って少子高齢化がコンパクトシティーを
示唆しています。

最後はやはり、
中高齢者ではないでしょうか。

私が考えるに、
この都心回帰の流れに一番乗って頂きたいのは
中高年の方ではないかと。

子育てが終わった世帯には郊外の広い戸建ては、
色んな意味で、持て余しますよね。

コンパクトライフ・コンパクトシティーの考え方、
HP参照くださいませ。http://www.t-agent.co.jp/tosinkaiki/

都心回帰マンション

2013年05月06日 | 都心回帰
京都不動産コンサルタントのブログ

不動産特にマンションの販売状況は、地域により、又、
景気の振幅により多少の違いはありますが、
総人口の伸びも期待できないこともあり大きな流れは右肩下がりです。

新築の場合は現時点では
原材料費によるぶれは若干あるものの、
中古は特にです。

また、マンションの評価は建物価値が殆どですから、
耐用年数に近くなればなるほど限りなくゼロに近づきます。

いやマンションは土地の持分が少なからずあるでしょう?
という方も居られますが、
それにしてもその持分は知れています。

マンションの場合古くなればブランド力のあるマンションでも
建物価格は落ちていきますからスラム化します。

その意味では、
マンションに限らず不動産は売れるときに早めに売ること、
そして資産目減りの少ない交通買物便利な都心型資産(マンション)に
買い換えることです。

子育ての終わった郊外戸建やマンションの方の都心回帰は
理にかなっています。

住み替えの場合はタイミングもあるでしょう、
また、不動産の市況が強含みになる気配はありますが、
出来れば現住居売り先行の考え方が王道ではないでしょうか。

私共はコンパクトシティー、コンパクトライフ、コンパクトマンションを
都心回帰という側面で
応援しています。

都心回帰の不動産コンサルティングはこちら

生き物の都心回帰

2013年02月18日 | 都心回帰
京都不動産コンサルタントのブログ

散歩で遭遇が日常茶飯事となりました。
まずは翡翠カワセミ)、結構人気のとりで
京都では宇治市が市の鳥としているとのこと。

この個体は聞くところによれば、
人慣れしているとのことで近写できました。
(それにしても分かりづらいですが)


そして、メジロの群れ。
梅便りにはまだ少し早いものの元気に集まっています。
(手元近くにいてもスマホではこれ)


川面はコサギや五位サギそしてカモと、
年々その種類・数が増えています。

それは取りも直さず、
上流、京都の場合はもちろん琵琶湖滋賀県ですが、
生活環境保全の考え方が有り難くも
浸透してきたからでしょう。

少子高齢化で、
水鳥たちの敵である子供が川魚を捕らなくなった(笑)
こともあるのかなぁ。

いずれにしても、
水鳥たちやその餌である魚も
都心回帰しています。
人間だってそうだよね~

調整区域の土地とは・・・

2012年09月24日 | 都心回帰
調整区域の事業用地購入についてのご質問です。

========================
調整区域ということで土地の値段が安いのです。
坪20万円ですが、100メートルも離れていない市街化区域では
60万円もしています。

調整区域となると、
こんなに差があるものなのでしょうか??
仮に今度、売るとなると
どのようなデメリットが考えられますか?
========================

安いのは人気がないということです。
市街化調整区域は概ね10年は市街化を”調整”
されています。

というのは線引きの見直しが10年毎に
なっているからです。

調整地域は建築物が建てられないこともあり、
主に資材置き場としての用途しか考えられません。

汎用性がないことで安い金額設定なのでしょう。
そういう意味では、将来の売却時の問題は何といっても、
上述の通り制限があり、
人気がない→安い→売れにくい、
ということです。

事業用で検討ということであれば、
費用対効果を充分考えて決断下さい。

ただ、近くまで市街化の波が来ていることを考えれば、
先行投資的な購入も考えられます。

また、沿道サービス業としての建築であれば
可能な地域なのかもしれませんので、
これについては再度確認してください。


との回答です。
確かについお隣とかまで市街化の波が来ている
調整区域もあります。

大化けするほどの土地値であれば
検討の余地もあるのでしょうが・・・・

「住まい方」の転換と都心回帰

2012年06月14日 | 都心回帰
京都不動産コンサルタントのブログ

先日の読売新聞記事にありました。

列島再生というコーナーに、
「中心都市にサービス集積」との見出しで
識者3人の対談が掲載されています。

少子高齢化と近年良く云われるコンパクトシティーの関連のことです。

中心部に都市機能と人を集積させることで
自治体と地域コミュニティーの効率化を図るというもの。
近年話題になるテーマを時間軸を提示し
待ったなしだと論議しています。

そこでは自治体や地域経済は、
社会システム全体を成熟経済・サービス産業型経済に
変換する必要があるということです。

しかし、
簡単に集積といっても地域コミュニティーは地域と人の問題であり、
極論を言えば限界集落だからといって
切り捨てるわけにはいかない。

時間が掛かろうが、
地域との関係性、自治体の住民サービスそして
住まい方という根本的な部分での「家」の在り方について、
全国で単身者世帯が30%を占めるという今
再考の時期に来ていると思います。

コミュニティー作りに日本の原風景である集団稲作、
そして稲の代替物を模索するも良し。
住宅の考え方、配分を考えるも良しだ。

私は中年からの都心回帰を提唱しています。


不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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