小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア / 神戸市立博物館

2017年04月30日 | 展覧会
  遥かなるルネサンス展では、16世紀後半のイタリアを訪れた天正遣欧少年使節の足跡をたどりつつ、“日本人が初めて見たヨーロッパ文化” “日本人が初めて見たイタリア・ルネサンスの芸術”に焦点を当てて、ルネサンスの豊穣なる美の世界を探求。
 
 岡田温司 京都大学大学院教授の「ルネサンスからマニエリスムへ」という記念講演が14時からあるというので早めに出かけた。なんでも13時より入場整理券が配布され定員は160名という。現地に12:20くらいに着いたがもう3列並んでいたのでそれから40分立ちっぱなし。13時に入場出来たが、開始は1時間後。

 しょうがないので展覧会場を駆け足で回って来て着席。そして講演は1時間半なり。パワーポイントでたくさんの写真と説明があった。「マニエリスム」とはルネサンス後期の美術で「マンネリズム」の語源だとも。下は講演の様子。ICレコーダーを持参して録音したつもりだが・・・。それから、展覧を見直したが古文書や資料類は飛ばした。えーと、博物館に入ったのが12:15分で退出が16:30、長かったね!ルネサンス通とまではなれなかったが(笑)。


    

  
《伊東マンショの肖像》 1585年 トリヴルツィオ財団

 1585年6月に天正遣欧少年使節がヴェネツィア共和国を訪問した際に、元老院によってヤコポ・ティントレットに発注された肖像画。のちに息子のドメニコが完成させたものです。同時代の文献から、肖像画が発注されたことは知られていましたが、絵画の存在は不明のままでした。しかし、2014年にトリヴルツィオ財団の調査によってその存在が確認され、大きな話題となりました。
  

     

  
  ルネサンスと言えばイタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!のshinkaiさんのブログでたくさん拝見しているが、この展覧会によってメディチ家への親しみが大きくなった。

  
            

 遥かなるルネサンス 神戸市立博物館

展覧会公式ホームページは こちら
    
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4 コメント

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Unknown (はちきんイジー)
2017-05-01 13:31:25
この町では見られない作品です

こういったものは やはりシカゴまで出ないと
展示されていないですね

いい時間が持てましたね
返信する
Unknown (shinkai)
2017-05-01 13:50:44
こんにちは!

私のブログをリンク、ご紹介して頂き、有難うございます!

リンク先を見てきましたが、伊藤マンショの肖像画が行った、感謝状なども日本に行った、というのが良かったですね。
私もマントヴァ公爵あての感謝状は見たことがありますが、大変な達筆で驚いたのですが、どうやら祐筆も連れて行っていたらしい、というのも知りました。

ブロンズィーノのピア像はご覧になりましたか? 
彼の作品は私は好きで、とりわけこのピアは可愛いですねぇ。

メディチ家への親しみが大きくなった、というのが収穫でしたね。
相手は大物ですから、ははは、でもローマ期のものよりはもっと人間臭さが分かって面白いとおもいます。
小父さん、もっと親しくなって下さい!
返信する
はちきんイジーさんへ (小父さん)
2017-05-01 17:31:20
>この町では見られない作品です

私の明石でも無理ですよ(笑)

この展覧は特別協力 : イタリア文化財・文化活動・観光省美術館総局、ウフィツィ美術館で後援:外務省、イタリア文化財・文化活動・観光省、イタリア大使館、イタリア文化会館で
今回は神戸市立博物館と青森県立美術館に東京富士美術館でしか観ることは出来ません。

神戸には兵庫県立美術館というおおきな施設もあるのですが、神戸市立博物館の方に出掛けてみたいものがよく来ますね。

>いい時間が持てましたね

私はICレコーダーを持っていきましたが、たくさんのメモをとる方がいるのには驚きました。
でも4時間超は疲れますね。

映画でも宴会でも展覧会も2時間が適度な時間だと思います。
返信する
shinkaiさんへ (小父さん)
2017-05-01 18:15:18
こんにちは

shinkaiさんのブログに接しているから、絵画や建物、街の作り(上空写真もたくさんありました)などに興味がわきました。

そうそう、日本語で言いにくい「ウフィツィ美術館」がたくさんあるじゃないですか。
嬉しいですよ!

>ブロンズィーノのピア像はご覧になりましたか? 

今一生懸命検索していました(笑)
今回の展覧の看板じゃーないですか!
しっかり足を止めて見ていました。
宮廷画家の存在について妙に納得しましたね。

上に書いていますように前置きも重要でしたけど、待ち時間も含めて長すぎて疲れていたので絵画と像や甲冑にを用いた狼の狩猟(タペストリー)に、枢機卿や行政長官にコジモ1世の肖像などをしっかりと見てきました。

>小父さん、もっと親しくなって下さい!

はい(笑)、「ウフィツィ」じゃーないですけどイメージ出来ないと右から左に抜けてしまうところがありますね。
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