![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/60/08d0666d3b8591f1201eb531eb133b2e.jpg)
「定年日和」
公民館などでの講座やサークル、クラブなどへ新しく入ってきた定年後のおじさん。にこやかで、気配りができ、謙虚なおじさんたちもいるが、そうでないおじさんたちも多い。おばさんたちは面と向っては言わないが、実はこんなふうに感じている。
一つ。おじさんは人を褒(ほ)めない。批判と悪口が多い。
― 地域に出て活動しよう、という意欲は高く評価したい。でも、話し合いでも他人の意見には「それはどうかと思う」「こういう点が抜けている」などとケチをつけたがる。自分が優秀だということを認めてもらいたいのだろうが、印象を悪くするだけ。あるおじさんは○語(外国語)を学ぶ講座で「この読み方表記(アルファベット)は英語ではこう発音するのに(とやってみせ)、なんで○語ではそう発音するのか。おかしいではないか」などと質問して講師を困らせた。それが○語の決まりだからそう覚えればいいこと。素直に習う姿勢を持ってほしい。ま、そのおじさんは友達もできず、1ヶ月でやめていきましたが ― (A子さん)
― 私が参加しているサークルにも新しく入ってきたおじさんがいる。発言するのはいいが、人の批判ばかり。彼が休むと会がなごやかな雰囲気になる ― (B子さん)
一つ。おじさんは準備や後片付けに加わることを思いつかない。
― 公民館での勉強会が終わってもおじさんはイスを片付けたり、湯のみを洗って元の場所にしまったりを手伝わず、すっと帰る。現役時代、会議が始まる寸前に入室し、「お茶は女の子が入れて目の前に出してくれるもの、片づけてくれるもの」だったので、準備や後片付けに加わることを思いつかないようだ ― (C子さん)
A子・B子・C子さんは口をそろえてこういう。「こういうふだと新しい場所で友達はせきない」と。
おばさんたちが感じる「おじさんたちのここが不人気」はまだある。次回にも書きます。おじさんたち、お楽しみに。あ、楽しんでもらうことではないかな。 (毎日新聞夕刊)
「おじさんは人を褒(ほ)めない。批判と悪口が多い。」か。実におじさんたちの特長をとらえているな。小父さん(私)も正体はそんななんだが、外に出かける時とブログともだちと交流する時は、猫かぶっている。だって仲よくしてもらわないと何も始まらないもの。だけど古顔になってくるとだんだん正体が現れてくるものだ。反対にこのエッセイを読んでほっとした。世の中のおじさんたちが小父さん的だったもので・・・。
公民館などでの講座やサークル、クラブなどへ新しく入ってきた定年後のおじさん。にこやかで、気配りができ、謙虚なおじさんたちもいるが、そうでないおじさんたちも多い。おばさんたちは面と向っては言わないが、実はこんなふうに感じている。
一つ。おじさんは人を褒(ほ)めない。批判と悪口が多い。
― 地域に出て活動しよう、という意欲は高く評価したい。でも、話し合いでも他人の意見には「それはどうかと思う」「こういう点が抜けている」などとケチをつけたがる。自分が優秀だということを認めてもらいたいのだろうが、印象を悪くするだけ。あるおじさんは○語(外国語)を学ぶ講座で「この読み方表記(アルファベット)は英語ではこう発音するのに(とやってみせ)、なんで○語ではそう発音するのか。おかしいではないか」などと質問して講師を困らせた。それが○語の決まりだからそう覚えればいいこと。素直に習う姿勢を持ってほしい。ま、そのおじさんは友達もできず、1ヶ月でやめていきましたが ― (A子さん)
― 私が参加しているサークルにも新しく入ってきたおじさんがいる。発言するのはいいが、人の批判ばかり。彼が休むと会がなごやかな雰囲気になる ― (B子さん)
一つ。おじさんは準備や後片付けに加わることを思いつかない。
― 公民館での勉強会が終わってもおじさんはイスを片付けたり、湯のみを洗って元の場所にしまったりを手伝わず、すっと帰る。現役時代、会議が始まる寸前に入室し、「お茶は女の子が入れて目の前に出してくれるもの、片づけてくれるもの」だったので、準備や後片付けに加わることを思いつかないようだ ― (C子さん)
A子・B子・C子さんは口をそろえてこういう。「こういうふだと新しい場所で友達はせきない」と。
おばさんたちが感じる「おじさんたちのここが不人気」はまだある。次回にも書きます。おじさんたち、お楽しみに。あ、楽しんでもらうことではないかな。 (毎日新聞夕刊)
「おじさんは人を褒(ほ)めない。批判と悪口が多い。」か。実におじさんたちの特長をとらえているな。小父さん(私)も正体はそんななんだが、外に出かける時とブログともだちと交流する時は、猫かぶっている。だって仲よくしてもらわないと何も始まらないもの。だけど古顔になってくるとだんだん正体が現れてくるものだ。反対にこのエッセイを読んでほっとした。世の中のおじさんたちが小父さん的だったもので・・・。
批判好きだ。
おだてると すごく喜びます。
小父さん
正体出しても 友達です。
私は変わり者なんです って 主人も言います。
私をよく知らない人は優しくって「気配りができ、謙虚なおじさん」だと顔を会わせる者たちも思っています。