小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

映画『敦煌』(中: Dun-Huang;英: The Silk Road 1988年日中合作) / NHK BS

2024年02月29日 | 映画

 20歳の頃友から聞いて、井上靖「敦煌」の文庫本を読んだ時は、大きな感動をもらったものだ。以後数人の知人に勧めたら皆夢中になっていた。

 さて143分の映画が放送されるというので、張り切って観たね。ん?何か小説から受けた印象と違う展開のような気がしたが、戦の連続を観ながらいつか惹きつけられていた。

 映像を観ながらこのような大スペクタルをどのようにして録ったのだろう?と思っていたが、構想15年、制作費45億円だとか。ロケ協力:中国文物事業管理局、甘粛省人民政府、敦煌市、酒泉市、嘉峪関市。協力:中国電影合作制片公司、中国人民解放軍八一電影制片廠などもあるんだって。私の尊敬する伯父貴の書棚から単行本を貰ってきていたんだった。これは再読の値打ちありだね。





 『敦煌』劇場予告編(3分10秒)
 

あらすじ
 北宋のころ、主人公・趙行徳(佐藤浩市)は科挙の最終試験殿試を受けるため首都開封府にやってきた。行徳に出された問題は西夏対策を述べよ」であったが、西夏が単なる辺境だと思っていた行徳はまともに答えることが出来ず、受験に失敗する。
 


 次回の科挙は3年後……。失望感のあまり自暴自棄になっていた行徳は、西夏出身の女(三田佳子)と知り合ったことから西夏に興味を持ち、西へと旅する。しかし、途中で西夏の傭兵の漢人部隊に捕獲されてその兵に編入されてしまう。しかし、漢人部隊々長の朱王礼(西田敏行)は行徳に目を掛け、彼を漢人部隊の書記に抜擢する。辺境だとばかり思っていた西夏は、シルクロードの拠点として仏教文化の華開く砂漠のオアシスだった。西夏軍がウイグルを攻略した際、行徳はウイグルの王女・ツルピア(中川安奈)を助けて匿い、やがて彼女と愛し合うようになる。やがてその才能を認められた行徳は、西夏の首都への留学を命じられ、ツルピアの庇護を朱王礼に託して旅立つ。

 しかし留学期間が延び、ようやく西夏に戻ったときには、ツルピアは西夏の皇太子・李元昊渡瀬恒彦)のウイグル支配の手段として、強制的に彼の妻となることになっていた。婚礼の席上、ツルピアは李元昊を殺害しようとするが失敗、そのまま城壁から身投げしてしまう。李元昊に対して反感をつのらせた朱王礼は、李元昊が敦煌を制圧してそこに入城する機をとらえて反乱をおこすが、すんでのところで李元昊を逃してしまい、壮絶な戦闘の後に戦死する。戦乱の中で大混乱に陥る敦煌。行徳は敦煌の文化遺産を戦乱から守ることを決意し、貴重な書籍や経典を敦煌郊外の石窟寺院に運び出しに成功し、後世に敦煌文献として遺された。~ウイキペディア





 敦煌 Tonko 1988 Extra Director and actors interview (1時間7分32秒)
佐藤純彌 佐藤浩市 西田敏行 渡瀬恆彥 中川安奈 柄本明 田村高廣
 
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