頌歌042_2008-1231 与謝野晶子
大空の日の光さへつくる世の
やうやく近きここちこそすれ
(晶子源氏 41幻)
【編者注】「幻」の巻と「匂宮」の巻の間の「雲隠」の巻は、巻名だけ残存するが、晶子はこれにも次の一首を捧げている。ここでは紹介だけに留める。
かきくらす涙か雲かしらねども
ひかり見せねばかかぬ一章
大空の日の光さへつくる世の
やうやく近きここちこそすれ
(晶子源氏 41幻)
【編者注】「幻」の巻と「匂宮」の巻の間の「雲隠」の巻は、巻名だけ残存するが、晶子はこれにも次の一首を捧げている。ここでは紹介だけに留める。
かきくらす涙か雲かしらねども
ひかり見せねばかかぬ一章