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ホークス連覇も、勝負はここから

2011-10-01 23:32:54 | 野球
そうです、クライマックスシリーズのことです(苦笑)。

今日、2位に大差をつけて、福岡ソフトバンクホークスがリーグ連覇を飾りました。

ホークスは今シーズン、松中や小久保などの後継者育成、さらには松田など伸び悩む若手へのカツも含めて、内川やカブレラを積極補強、それがうまく機能しました。

中でも、捕手の細川の加入は大きかった。

今まで、要の捕手がなかなか固定できず、田上が一時活躍しましたが続かず、アキレス腱のポジションになっていましたが、パリーグを代表する選手を補強でき、チームに安心感が広がりました。

このチームは、リスク管理ができており、特に抑えの馬原が故障しても、セットアッパーのファルケンボーグをパッと後ろに持ってきて、事なきを得たり、まあそれが「選手層の厚さ」なのですが、他のチームは抑えひとり固定できず苦労しているチームが多い中、別次元のチーム編成でした。

このリスク管理のうまさは、「岩瀬がダメなら浅尾」とすでに決めている中日にも同じことが言えます。阪神は、藤川球児がダメなら、もうジエンドでしょう(苦笑)。

それでも、ホークスの場合はここからが勝負です。

クライマックスシリーズ(CS)が始まる1か月間、ホークスは散々言われ続けるでしょうが、プレーオフだった時代も含め、ポストシーズンは何と6連敗中。これだけの戦力を整えながら、2003年の日本一以降、日本シリーズ出場がないんです。

ホークスのポストシーズン全敗(1970年代の前期後期制は省く)は、プロ野球界の7不思議になりつつあります(苦笑)。

昨年も、3位で勝ち上がってきた千葉ロッテに対して、3勝1敗で王手をかけながら、悪夢の3連敗。記憶に新しいですよね。

でも。

今シーズンは大丈夫でしょう、いくらなんでも。

杉内が戦線離脱しているのが気になりますが、16勝のホールトン、14勝の和田、12勝の摂津、この3本柱に、岩碕や大場、山田など先発の頭数は揃っています。中継ぎから抑えは盤石。打線も切れ目なく、足も使える。秋山監督以下、首脳陣に気の緩みはないでしょう。どこにも死角はありません。

といいながら、昨シーズンもダメだったんですが...。

さあ、CSをどう戦うか、楽しみです。