僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「NSP」

2020年02月29日 | Music
夏は暑かったなって 思っている間に
大好きな秋は もうとっくに過ぎて

いつの間にか 僕の部屋にも
冬が 忍び足で入ってきそう
             by NSP

懐かしい曲を、ネットで聴いていました。

PCからこぼれてくる、歌声。
懐かしい。

かすかに聞こえてくる、天野さんの声。
好きだった。

失恋ばかりの僕。
みじめな気持ちで、胸がいっぱい。

やせ我慢の苦笑いを浮かべて、
彼女に背を向けた。

早くこの場所から、消えてしまいたい。
うつむきそうになる顔。

真っ白になった、頭。

真っ暗な部屋。
窓を開けると、そこには星空が見える。

どうして涙が出てくるのか。
僕にはわからなかった・・・。

あの時の情景を思い出して、
切なくなってしまった。

行き場のない気持ち。
あのころと、同じだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする