えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

Keikoさんとの出会い

2006-05-10 | 日記
もうずーっと遠い記憶になってしまったけど、Keikoさんと初めて会ったのは、秋の初めの夕方だった。
9月14日、台風が近づいて来ていて、今にも大きな雨つぶが落ちて来そうなそんな天気だった。なぜか生まれて間もなかったワタシは畑のなかに迷い込んでしまい、目も開かないなかで地面を鳴きながら這い回っていた。そこは、ちょうどKeikoさんの勤める病院の駐車場の近くだった・・・。

 Keikoさんはその時のことを
「変な鳴き声がしてね、カラスの子かなって思った。だって、『ガウォ~、ガウォー』って、とても子猫の鳴き声には思えなかった」って言っていた。
それくらいワタシは、鳴き尽して声を潰してしまっていたみたい・・・。
(悲しいかな、以来ワタシはその後「みゃ~おぅ」とか「にゃ~おぅ」というネコ特有のかわいい鳴き方を知らずにこれまで来てしまった)

「今夜にも台風が来るって言うのに、とても見捨てていくわけには行かなかった」・・・とkeikさん。

 かくして、ワタシはkeikoさんに命を救われ、小学5年生のAくん、3年生のKちゃんのいるこのあったか~い温もりいっぱいの家族の一員として迎えてもらったのだった・・・。
牛乳を自分で飲むことが出来ず、スポイトで飲ませてもらったっけ・・・。
体重は140グラムだったとか・・・。
3人が出かけるたびに、一緒にドライブさせてもらった・・・。
春休み、夏休み、冬休みにはAくん、Kちゃんとおじいちゃん家にながーいお泊りもした。
おじいちゃん家は、農家だから広いし、近くを「散歩」も出来るし、
とにかくkeikoさんと出会って、keikoさんの家族と巡り合って17年・・・

あらためて振り返ってしまうこの頃・・・デス・・・


keikoさんに代わって

2006-05-10 | 日記
はじめまして。
 gonといいます。
 keikoさんに拾われ、以後ず~っとこの家族と一緒にこの家で17年間暮らしてきました。
 早く言えば、いつも帰宅が遅く留守がちなkeikoさんたちと違って、事実上「この家の主」と言っても過言ではないくらい、この家のことなら何でも分かっているつもり。
 だから、今回「書くことは何だ、かんだ・・・」と言ってもたもたしているkeikoさんに代わってワタシが書くことに決めた!
ネコと人間の世界を行ったり来たりするので、突然訳のわからないことが起こるかもしれないけれど、そこはそこで笑っていただければそれでいい、そんな軽い気持ちで始めます。
 ヨロシクオネガイシマス!

 先ずは、
<家族紹介>から・・・
 keikoさん(17年前の、台風が来るという前の晩の夕方、
       ワタシを拾ってくれた人 飼い主?53歳)
 syoujiさん(keikoさんの人生のパートナー 59歳
       間違った裁判で『強盗殺人犯』にされてしまい、
       刑務所に29年も入っていた人)

 Aくん  (keikoさんの息子 20代)にしておきましょう・・・
Kさん  (keikoさんの娘 私の保護者? 同じく20代)
 
 
おじいちゃん(80歳にしておきましょう・・・)
 おばあちゃん(同じく80歳でいいね・・・)
  
以上6人。みーんなが私を愛してくれています。
  だから、ワタシもみーんながだ~いすき!
  だけど、一緒に住んでいるわけではないんです。
  一緒に住んでいるのはkeikoさんだけ・・・
  
  17年・・・
  いろんなことあったね・・・
  人生波乱万丈・・・
  それでもみんな明るいし素直だし、何より正直に生きようとしているね。
  それは、それは「感動モノ」ですよ・・・

  それらも、おいおい書いて行こうと思っています
      

ブログはじめました!

2006-05-07 | 日記
2006.5.7
今日からブログに挑戦。
でも、全くの初心者です。

目的は・・・・・
 本当は自分でも分からない・・・
 だけど、最近感動が少なく、ということは「感性が鈍くなって」
 書く事が苦痛になってきているのです。
 だから、ブログをはじめることで何か新しい世界が広がっていかないかな・・・
 そんなことを思ったからかも知れません。
 少しの間、自分だけでぼちぼち進めて行こうと考えています。(keiko)

 内容も、イメージもこれから少しづつ書きながら考えていこうと思います。