れいな日記《Reina- diary》

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懐かしい思い出「湯岐温泉・和泉屋旅館」 東白川郡塙町

2008-05-27 | 爺の想い
和泉屋旅館入口

思い出探し
今日(5/26)、44年前の昔に仕事仲間と福島県東白川郡塙町の湯岐温泉に一泊徒歩旅行したことを思い出し、この〝思い出探し〟に行ってきた。
塙町の温泉施設「湯遊ランドはなわ」は、何回か来ているが、昔、泊まった旅館は、地区名・温泉名の〝湯岐(ゆじまた)〟だけのウル覚え、目的地に着き、最初に目に付いたのが「湯○荘」。玄関入口まで行ってみたが、何かイメージが違う。
その後、付近をぶらつきながら探していると「和泉屋旅館」の看板を発見し、近づくと徐々に記憶が甦る〝思い出の場所〟だった。
この温泉の効能は、昔から中風症治療が有名。宿泊(湯治)客が数人の仲間とのんびり入浴していたが、浴槽は源泉のままの「ぬるま湯(泉温38℃前後)」と加温の「上がり湯」がセットとしてある。
しかし、上がり湯を使わないで、ぬるま湯だけの長時間をかけた〝ゆっくり入浴〟が当旅館の治療入浴法とか。
当時も、この二つの浴槽があり、夜の薄暗いところに首まで湯に浸し、誰もが無言で長時間入浴していると、立ち上る湯気も幻想効果をかもし出し、首がシルエット状に見え、「これ、まるで〝さらし首〟のようだね。」と仲間の1人が言ったのを思い出した。(現在の施設は明るい照明が完備しているので昔の語り草だけである。)
今は昔になった若き時代、※関本町小川地区からの徒歩旅行(片道15.7km)時〝の楽しくも徒歩の辛さ〟の思い出であり、同行された先輩のS.山形様、S.神長様、Y.大江様、(その他複数ですがお名前が出てきない。)等は最近、無沙汰だが〝お元気か〟〝今何をされているのか〟と懐かしく思われてくる。
※当時は、磯原駅から小川地区までバス(日立電鉄)が2往復していた。

湯岐温泉 〝歴史ある湯元〟和泉屋旅館ホームページ
和泉屋旅館 別ホームページ


和泉屋旅館ロビーの一部


鹿の湯
お湯は無色無臭だが、入浴中身体を触るとぬるっと滑るような体験だった。


八幡の湯
この浴槽のお湯は、加温された〝普通のお風呂〟。


客室の一部屋



和泉屋旅館中庭にある水戸藩士・藤田東湖の石碑
公式記録にも嘉永6(1853)年、藤田東湖(48歳)が湯岐ゆじまた温泉(現福島県東白川郡塙町湯岐・和泉屋旅館)で高血圧の治療に専念、約1ヶ月逗留とある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)藤田東湖


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2 コメント

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民家風の家 (bunchan)
2008-05-28 22:31:43
小さな温泉。
よく見つかりましたね。

すごい記憶力ですわ。
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コメント有難うございます。 (れいなじ)
2008-05-29 04:48:13
若かりし時の思い出です。
片道16kmを歩く事は、当時であっても辛かった事を覚えています。
でも、この辛さが今になって〝思い出探し〟に繋がっていたんで゜しょうね。
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