2013年9月7日(土)~11日(水)
念願だった四国の名峰・石鎚山を歩く旅を計画。
西日本最高峰で日本七霊山のひとつに数えられている。
笑いありの登山と居酒屋巡りの旅となった。
高知~宇和島~伊予西条~松山と宿泊。
石鎚山登山のために松山でレンタカーを借り伊予西条に前泊。
前日は石鎚神社を参拝し無事に登らせていただくお願いをした。
登山道具一式はスーツケースに詰め宅急便でホテルに。
何もかも準備は整いあとはお天気を祈るばかりとなった。
当日のお天気はまずまず!うれしい~
ホテルの窓から石鎚山が見えている。
「登れるんだ~よろしくお願い致します」と心の中で呟いた。
コンビニで昼食の買い出しをして、いざ出発!
ホテルから30分で石鎚成就ロープウェイに到着。
8時40分・始発に間に合った。
ロープウェイに乗り、時間短縮のためリフトにも乗った。
リフトを降りて10分歩くと石鎚神社成就社がある。
お天気も良くなり青空が広がっていた。
隣接する遥拝殿は石鎚山を背に鎮座し、
社殿内部から石鎚御神体を拝することができる。
ガラス越しに石鎚山の素晴らしさを感じ、気持ちが引き締まった。
まもなく神門が見えてきて、ここからが登山道になる。
しばらく坂を下る。その後、階段道が絶え間なく続く。
途中に鎖場があるのは知っていた。
試しの鎖道(登り48m、下り19m)に到着。
体力に自信の無い方は近道へと書いてある。
ここは覚悟を決めて試してみることにした。
黒光りする頑丈そうな鎖をつかみ、90度ありそうな岩を登っていく。
思ったよりスルスルと登っていけた。
岩のピークに4人ほどいて、下りの鎖を探していた。
あっちだこっちだと言っているうちに探し当て順番に下った。
下りは登り以上に緊張を強いられるが、長くは続かない。
足の置き場に迷いながらもなんとか試し鎖を制覇した。
しかし、本番の鎖場は登らず、回り道を選択(安全確保!)
2時間15分歩き、大中小の中休憩をとった。暑かった。
小腹も空いていたので、おにぎり1個食べる。
元気復活!
登山道は階段が続く、足がしんどい。
時折、階段の片隅にお花が咲いている。
可憐でかわいい!
やっと尾根に出て展望が開けた。
思わずカメラで景色をパチリ!
あとから歩いてきた夫がしょんぼりした顔で
「タオル落としちゃった・・・」
いつも首に巻いているのに、見たらなかった。
そのタオルは昨日、道後温泉で記念に買った今治のタオルだった。
顔を見るとしょんぼり、頭を見ると、
「頭に巻いてるよ!」
横にいた登山客の方が、この会話を聞いていて笑い。
私も笑い。
「夫婦漫才みたい」と言って夫婦で笑い。
山の尾根で和やかな笑いのひとときになった。
山頂に到着したのが12時30分。
山頂にも立派な神社があった。石鎚神社頂上社。参拝した。
山並みがキレイ。雲が近い。
お隣の天狗岳(1982m)が良く見えている。
天狗岳山頂を目指すにはスリリングな思いをしないと行けないらしく諦めた。
お楽しみの山頂ビールタイムとなった。
スーパードライで乾杯!冷たい!おいしい!
ピーナッツとおにぎりのランチ。
下山は登ってきた登山道を下っていく。
階段の下りは足にくる。ポールを上手く使って下る。
最後の登りがきつかったが神門が見えてきて安心した。
無事に下りてきた感謝の気持ちでいっぱいだった。
歩行全行程5時間45分(登り3時間 下り2時間45分)
神門前で中休憩をし、デカビタCのおいしかったこと!
試し鎖のピークで一緒になったご夫婦も休憩していた。
「お疲れ様でした」と声をかけた。
下りロープウェイもそのご夫婦と一緒で、駐車場もなんとお隣さんだった。
「どちらから来られたんですか?」と聞くと
「福岡からです」
「私たちは東京からです」と少しおしゃべりをした。
石鎚山はあちこちから登りに来るんだなぁ~
「これからフェリーで帰ります」
「お気をつけて」
一期一会の楽しい思い出になりました。
詳細はヤマレコに・写真も♪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-344907.html
・・・・・おまけ・・・・・
居酒屋巡りをご紹介
*黒尊(高知)・・かつおの塩たたき
*とみや(宇和島)・・鯛めし
*アサヒビール園(伊予西条)・・生ビール
*寿浬庵(松山)・・魚料理
ごちそうさまでした♪