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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

◎◎仕事と※※ボケ脳

2019年01月21日 18時43分40秒 | いろいろ
昨年の11月から営業所の内装工事が行われていた(大地震が来たら、建物自体がどうなるか分からないのに…)。床だの壁だの何だの… それらは別にどうでも良かったのだが、トイレだけはどうでも良くなかった。営業所の仮眠室は(私が寝ているマイカーの駐車場も)2階にあるので、トイレの工事が始まってからは、営業所とバスターミナルの間(もちろん、仕切りとなっている塀よりも営業所側)に置かれた仮設トイレまで下りて行かなくてはならなかったからである。

その仮設トイレも、最初は綺麗で良かったのだが… みんなの大●や小●が溜まってくるにつれて… 使用後に流す青い液体(洗浄剤? 消毒薬? ブルーハワイ?)の影響もあるのか、何とも言えない異臭が漂い始め… その前を通る時には、息を止めなければならないほどであった。また、トイレを含めた工事の方は、最初に聞いていた期間よりも延び延びになっていたようなのだが… どうやら、その理由は“お役所仕事”にあったようだ。

例えば… A社が“壁の中の配線を含めた電気工事”を、B社が“壁の塗装”を行うことになっていて… まだA社の電気工事が始まっていないのに、B社が壁を塗装してしまい… 仕方がないので、A社は綺麗になった壁に穴を開けて工事をやって… その後、B社が二度目の塗装を行った… そんな感じだったそうだ。多分、お役人CがA社に発注… お役人DがB社に発注… A社とB社をまとめる人間がいないのでB社がフライング…(バスも同様… 各路線の時刻等を“まとめる人間”が不在だから、乗客や運転士が不便を感じる場面があっちこっちで発生するのだ)

昨日、ある運転士さんとそんな話をしていたら… 「お役所仕事って言えば、ここ(営業所が入っている建物)の上の方(住宅になっている3階以上の部分)もそうだがぁ~」と言われて「えっ!? ここの上?」と答える私… 「そう、ここの上も外壁の工事をやっとったがぁ~」と言われて「えっ!? そうだっけ?」と答える私… 「松井さん、なに言っとるのぉ~! 足場を組んでやっとったがぁ~!」と言われて「えっ!? いつ頃? 今の工事と一緒に?」と答える私… 「違う、違う! 2~3年前!」と言われて「へぇ~ 知らんかった」と答える私… 「うっそ~! みんな知っとるってぇ~」と言われた“無頓着ボケ脳”の私であった…


慌ててガサゴソ探す人たち

2019年01月20日 18時49分39秒 | バス運転士
あるバス停に定刻よりも20秒ほど遅れて接近中… バス停の20mほど手前を歩いている“相合い傘の制服乙女とお母さん”を発見… 私が「ん? 乗客か、通行人か… どっちだ?」と判断に迷っていたら、お母さんがチラッと振り返ってから、二人が走り出したので、私はバスを止めて前扉を開けた。

すると、制服乙女はICカード定期券をタッチ… お母さんはエコバッグの中に手を突っ込んでガサゴソ… 「あれ?」 ガサゴソ… 「おかしいなぁ…」 ガサゴソ… 「入れたはずなんだけど…」 ガサゴソ… ようやく出てきたICカードをタッチ、210円を支払ったのだった…

あるバス停の手前の交差点で信号待ち… バス停には二人のお婆さんが立っていた。信号が青に変わって発進… バス停で止まって前扉を開けたところ、二人同時にエコバッグの中へ手を入れてガサゴソやり始めたので驚いた。決して、二人が知り合いでおしゃべりに夢中だったわけではない。赤の他人なのに…

これが一人だったら「バスが来とるの見とらんかったのぉ~!?」と思うところだが… 二人揃ってガサゴソやっている姿が、“女性デュオ”が振り付きで歌っているように見えてしまったので面白かった。名前を付けるとしたら… シルバーレディー? あんみん? エイティーペア? ザ・ババーズ? ジンジンガンガン? やっぱり素直に“年とり姉妹”かな? ハハハ…



我が営業所に一台しかないバス

2019年01月19日 15時16分54秒 | バス運転士


昨日の朝は、我が営業所に一台しかなく“絶滅危惧種”となっているバスが当たった(ハズレた?)。久しぶりに乗ることになった私は、少し緊張しながらカバンや金庫などを持って運行前点検へ… まずは主電源を入れてバスに乗り込んで… ふと見上げて驚いた。バス停表示器のデジタル時計が意味不明な時刻になっていたからである。

私は「よし、スマホで撮っておこう」と思ったのだが、すぐに正常(5時)に戻ってしまったので撮れず… ガッカリしながらバスの点検を開始… キーを回してエンジンを掛けたのだが、「何かがおかしい」と感じた。それから数秒… 運転席に座った私の目の前にあるメーター類の針が、思い思いの位置で止まっていることに気が付いた。

正常なのは油圧計だけ… 水温計の針はHより上へ跳ね上がり… 燃料計の針もFより上へ振り切って… 電圧計の針はLより下のまま動かず… エンジンの回転数もゼロのまま、アクセルを踏んでも踏んでも針はピクリとも動かなかったのである。私は「多分、“古さと寒さのコラボレーション”だろう」と思ったのだが… 一応、事務所で始業点呼を受けた時に報告した。

すると、上司から「乗ってみておかしかったら連絡ちょうだい」という予想通りの回答が返ってきたので、私は「やっぱり、そうだろうなぁ~」と思いながら再びバスへ… 先程と同じく主電源を入れて乗り込んだ瞬間、「あっ! また時刻が変だ!」と気が付いたので、今度は素早くスマホを取り出して撮影に成功した。その後、エンジンを掛けて走り出したところ… すぐにメーター類は正常に動き出したのだった。

回送で始発停となる某住宅地へ… そこは路上停車となるので、バス停の手前から行先表示を出し、ハザードランプを点滅させながら歩道に寄せて… と、その時! 「ゲゲッ! ガードレールに接触する!?」とビックリした。そう、そのバスは… 他の運転士さんも言っているけれど、他のバスと同じ感覚で左ギリギリに寄せようとしたら危険なのだ。

運転席の位置が他のバスよりも右側(窓側)にズレているのか… いつものように“自分とガードレールとの距離感”を信じて寄せようとすると、バスの左側面が予想以上に接近しているのである。その後、私は乗務前半が終わるまで… バス停到着時に左へ寄れなかったことは言うまでもない。(情けねぇなぁ~ すぐに頭の中で微調整しろよ! あ、ボケ脳には無理か。ハハハ…)


過去3か月分のモニター採点シート

2019年01月18日 19時27分19秒 | バス運転士
昨年10月は一枚、52点(100点満点)で“逆銅メダル”であった。毎度お楽しみの印象点には、特に「これ!」と言えることは書かれておらず… 6点(10点満点)だった。ただ一つ気になったのは… ある項目の中で、“ご乗車ありがとうございました。◎◎停です”と“担当運転士は※※でした”を「どちらも言ってない」とされて0点(5点満点)だったことである。常に「ありがとう」は言っているはず(3点)なのだが… どうせなら、他の項目も全て「言ってない!」と判定、0点にしてくれれば“逆金メダル”を獲れたのになぁ~ ハハハ…

翌11月はモニターに乗られなかったようで採点シートなし。先月は二枚、82点と67点… 点数の良い方で順位が決められるので、下から14位という… どうでもいい順位であった。印象点には、またもや「これこれ!」と言えることは書かれておらず… どちらも7点だった。私がやることは常に同じ、何も変わっていないはずなのに… 52点、82点、67点と、点数に大きな差が出ているのが不思議… ま、“左折時一時停止”については、“止まっていられない時(だいたいそれで0点!)”と“止まらなければいけない時(たまたま10点を獲得!)”とがあって、そこだけで10点の差が出るからねぇ…

また、10月の採点シートで「“ありがとう”も“松井”も言ってない」と判定された項目について、先月の採点シートでは二枚とも「“ありがとう”も“松井”も言っている」となっていた。う~む… 「担当運転士は松井でした」なんて… 言った記憶がないのだが… そりゃあ、今朝も三回くらい“降車ボタンを押されていないのに「ご乗車ありがとうございました~」と言いながら中扉を開けてしまった”けれど… うっかり名前を言ってしまうなんて考えられないもんなぁ~(本当にそう言い切れるのか? そこまでボケてきたんじゃないのかぁ~???)

今日、営業所の休憩室で… ある運転士さんから「松井さん、先月はモニターを見破ったの? (順位表を下から見ていって)なかなか名前が見つからなかったからさぁ~」と言われた。そう、先月の二枚(二人)に関しては… この私でさえ、モニターが乗ったと分かったのである。なぜならば、どちらも“休憩室で「モニターが乗る可能性が高い!」と教えてもらった直後に乗り場へ移動したら一人だけ待っていた”からである。ま、だからと言って、いつもと違うことができるほど器用ではないので…

ただ、一枚(一人)の方は先月ココに書いたように… 私が「この左折時“不完全”一時停止をどう判定するのかな?」と試し、「モニターお疲れ様でした」と声を掛けたモニターだったのだが、左折時一時停止したことになっていたので10点獲得… 82点という“高得点(会社的には低得点)”につながってしまったのである。しかしまぁ、そのモニター… あれを「止まった」と判定するということは、良い意味で柔軟性がありそうだし… 名前を言ってないのに言っていることになっているし… モニター合格だな。ハハハ…(何を偉そうに!)


某地区巡回サプライズ!?

2019年01月17日 22時15分00秒 | バス運転士
朝10時前、小型バスに乗って回送で某駅へ向かっていた時、某駅までバス停2区間ほどになったところで1台の大型バスに追い付いたので、「あぁ、営業所前ターミナル発・某駅行きのバスかぁ~」と思ったのだが… 赤信号で止まった時によく見たら、“某地区(郊外)巡回”と表示されていたので驚いた。通常、巡回の路線は中型バスか小型バスが走っているからである。

「てっきり大型バスだと思ったけれど、中型バスだったのか… あん? いや、やっぱり大型バスじゃん! これで巡回の路線を走っているのか!? あっ、そういえば… 事故やら何やらで、中型バスが何台か修理中だって言ってたっけ… まぁ、大型バスでも走れないことはないけれど… 道が狭いから、できれば走りたくないよなぁ~」と思った。

私が回送で某駅に着いた時、その大型バスAは回送で営業所へ帰って行った… それから間もなく、別の大型バスBが待機場所から乗り場へ移動したので、「えっ!? この時間… まさか、あのバス…」と思っていたら、その大型バスも“某地区(郊外)巡回”と表示されていたので、「なに!? 今朝の某地区(郊外)巡回は、大型バスが2台も走っていたのかぁ~」と驚いた。

その後、大型バスBの運転士さんから聞いた話… 今朝、中型バスに乗って回送で営業所を出発しようとしたのだが、駐車ブレーキがウンともスンとも言わず、解除されなかった(バスが動かなかった)そうだ。今朝は、ブレーキが凍結するほど冷え込んでいたわけでもなく… 運転士さんがいろいろとやってみたけれどダメ… 結局、予備車として残っていた大型バスに乗ることになったそうだ。

午前11時過ぎ、壊れていた駐車ブレーキが直ったのか… ある上司が中型バスに乗って来て、大型バスBに乗って帰って行ったので、私は「これで、いつもの平和な某地区(郊外)巡回に戻ったなぁ~」と思っていたら、1時間くらい前に営業所へ帰ったはずの大型バスAに、別の運転士さんが乗ってやって来たのだった。

巡回路線を大型バスが走るだけでも珍しいのに、それが“いわゆる新車”ともなれば… バス好き男子のターゲットになるのは明らかで… あっちこっちで写真を撮られたらしい。そうだ! 次回のサプライズ運行は… 今回の逆で“小型バスがA駅経由B駅行きを走る”というのはどうだろう? ハハハ…(「満員で乗れんがや!」という苦情の嵐が吹き荒れるだろうなぁ~)