バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

某地区巡回サプライズ!?

2019年01月17日 22時15分00秒 | バス運転士
朝10時前、小型バスに乗って回送で某駅へ向かっていた時、某駅までバス停2区間ほどになったところで1台の大型バスに追い付いたので、「あぁ、営業所前ターミナル発・某駅行きのバスかぁ~」と思ったのだが… 赤信号で止まった時によく見たら、“某地区(郊外)巡回”と表示されていたので驚いた。通常、巡回の路線は中型バスか小型バスが走っているからである。

「てっきり大型バスだと思ったけれど、中型バスだったのか… あん? いや、やっぱり大型バスじゃん! これで巡回の路線を走っているのか!? あっ、そういえば… 事故やら何やらで、中型バスが何台か修理中だって言ってたっけ… まぁ、大型バスでも走れないことはないけれど… 道が狭いから、できれば走りたくないよなぁ~」と思った。

私が回送で某駅に着いた時、その大型バスAは回送で営業所へ帰って行った… それから間もなく、別の大型バスBが待機場所から乗り場へ移動したので、「えっ!? この時間… まさか、あのバス…」と思っていたら、その大型バスも“某地区(郊外)巡回”と表示されていたので、「なに!? 今朝の某地区(郊外)巡回は、大型バスが2台も走っていたのかぁ~」と驚いた。

その後、大型バスBの運転士さんから聞いた話… 今朝、中型バスに乗って回送で営業所を出発しようとしたのだが、駐車ブレーキがウンともスンとも言わず、解除されなかった(バスが動かなかった)そうだ。今朝は、ブレーキが凍結するほど冷え込んでいたわけでもなく… 運転士さんがいろいろとやってみたけれどダメ… 結局、予備車として残っていた大型バスに乗ることになったそうだ。

午前11時過ぎ、壊れていた駐車ブレーキが直ったのか… ある上司が中型バスに乗って来て、大型バスBに乗って帰って行ったので、私は「これで、いつもの平和な某地区(郊外)巡回に戻ったなぁ~」と思っていたら、1時間くらい前に営業所へ帰ったはずの大型バスAに、別の運転士さんが乗ってやって来たのだった。

巡回路線を大型バスが走るだけでも珍しいのに、それが“いわゆる新車”ともなれば… バス好き男子のターゲットになるのは明らかで… あっちこっちで写真を撮られたらしい。そうだ! 次回のサプライズ運行は… 今回の逆で“小型バスがA駅経由B駅行きを走る”というのはどうだろう? ハハハ…(「満員で乗れんがや!」という苦情の嵐が吹き荒れるだろうなぁ~)