バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

やめる決断をした時

2019年01月16日 17時35分56秒 | いろいろ
学生時代から“子持ち”に見られるほど老け顔で… いつも「そういう人は、年を取ってから若く見られるから~」と慰められていた。それからウン十年… 確かに、この数年間は… 私が年齢を言うと「えっ!? そうなんですか? お若いですねぇ~」と言われるようになっていて、ちょっと嬉しかった。が、その度に「いえいえ、髪を黒く染めているからですよぉ~」と説明するのが「面倒臭いなぁ~」とも思っていた。

そもそも、白髪染めを始めたのは10年くらい前… 完全弊社の上司から「結婚する気があるなら染めた方がいい」と勧められたからである(実際、その上司に一度だけ紹介されたこともあるのだが、残念ながら上手く行かなかった)。その後も「急なお見合いがあってもいいように!」と思いながら白髪染めを続けていたのだが… ちょっと前から「さすがに、この年になったらそういう話もなさそうだし… 意味ないなぁ~」と思うようになっていた。

しかし、いざ「やめる」となると、なかなか踏ん切りがつかず… ズルズルと染め続けていたのだが… ある飲み会の席で、シングル美人マザーがやって来て「松井さん、何歳?」と聞かれたので、「55歳!」と答えたら、「そっかぁ~ 私より10歳も上なんだぁ…」と寂しそうに言ったように見えたので、「えっ!? ひょっとして… 私が50歳だったら…(考え過ぎ、考え過ぎ!) 何だか騙していたみたいだなぁ~」と思ったので「やめよう!」と決断… 我が毛染め人生に一片の悔いなし!(なんのこっちゃ…)

先日、散髪した直後の白髪頭(正確には白黒頭)でテニススクールへ行った時… フロントの可愛いお母さんが戸惑うと思ったので、こちらから先に「どう? 真っ白でしょ? 染めるのをやめたんですよぉ~」と言ってみた。すると、「今、流行りの白髪を生かすやつですか?」と言われたので、「えっ!? そんなのあるんですか? ま、生きてるか死んでるか分からないけど…」と言ったところ、「いえ、素敵ですよ」と言われて喜んでいる私であった…(社交辞令を真に受けるなよぉ~!)