バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

強烈な大●の臭い

2019年01月12日 20時54分54秒 | バス運転士
今日の後半は、某地区(街中)巡回バス2周を含むコースで、比較的新しい中型バスに乗る予定だったところ… ある上司から「(前半の運行で)シートが濡れてしまったので、古い小型バスに変更となっています」と言われたのだが、私は「狭い道路で右左折するところがあるから、小型の方が気楽でいいや」と思った。まずは、営業所前ターミナルからA駅へ片道運行… “巡回バス”の幕をバスに貼り付けてから乗り場へ移動した。

さて、街中巡回の一周目… まずはA駅で5~6人を乗せて発車した。途中で何度か乗降客扱いをしながら、特に何事もなくA駅から数えて8つ目のバス停へ… そこで3人のお年寄りが乗車した。の・だ・が… 発車して間もなく“大●の臭い”が漂ってきたのである。日頃から“小●の臭い”はチョイチョイ漂ってくるので、多少は慣れているつもりなのだが… 少し酸味がありそうな大●の臭いは強烈であった。

私は、すぐに運転席の窓を全開! 換気扇も全開… と思ったのだが、できなかった。なぜならば、大型や中型のバスには前の方と後ろの方の二か所に換気扇が付いているのに、小型バスは前の方(運賃箱の上あたり)にしかなく… 排気にすると車内の臭いが前の方へ集まってきてしまうからである。「ダメで元々!」と、一応、換気扇を回してみたのだが… やはり無意味であった。

臭いの発生源は、8つ目のバス停で乗った3人の誰か… この街中巡回バスは、始発地のA駅から終点まで全56停… 老い先は短いのに日々の時間には余裕があるお年寄り(こらこら!)は、どれだけ遠回りになろうとも気にせず乗っていることがあり… 私は「一体、どこまで乗るのだろう? まさか終点近くまで… 一時間以上も乗っているんじゃないだろうなぁ~」などと考えていたら、気分が悪くなってしまった。

そこで、私は「車内温度を下げて、少しでも臭いを抑えよう」と思って暖房を切った。また、乗車客だけであろうと降車客だけであろうと、バス停で止まった時には必ず両扉を開けた。そんな努力の甲斐あってか… 少しは臭いが抑えられたような気がした。その後、A駅から数えて16番目のバス停で2人が降り、バスを発車させたところ… 急激に臭いが弱まったので、私はホッとしながら暖房を入れたのだった。

が、臭いが座席に移っていたのだろう。車内温度が上がるにつれて、再び“大●の残り香”が漂い始めてしまったのである。一瞬「また暖房を切ろう」と思ったのだが、「いや、さっきほどじゃないし… これくらいならば我慢しなければ!」と思い直し… 私は終点まで悪臭に苦しめられたのだった。ま、そういう私も… 2~3年後には紙パンツを装着して、ウン●を漏らしながら運転してるかもしれないなぁ~ ハハハ…(よっ! バスのウン●転士!)