バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

毎日毎日ワレモノ液漏れ

2022年08月19日 19時01分43秒 | 仕分け作業(夜勤)
今朝方の“仕分け作業・第二ラウンド”で、私はあるコンベアーの最下流で“自分の担当区画の荷物を取り上げるポジション”だったのだが、コンベアーが始動して間もなく、まだコンベアー上を流れてくる荷物が視界に入ってこないうちにコンベアーが止まった。「コンベアーの速度を上げるのかな?」と思っていたら、「荷物を流し始める場所で液漏れが発生した」とのことだった。始動してすぐにコンベアーが止まったということは、多分、“運搬車に積み上げられた荷物を次々とコンベアーに載せるポジション”の人が、勢いよく「ガツン!」と荷物を降ろしたため段ボール箱の中の商品が割れ、大量の液体が漏れ出たに違いない。

通常、すぐに段ボール箱から液体が漏れ出ることはなく、最初は箱の下部に溜まり、徐々に底面から漏れ出してくる。コンベアーに載せられた荷物は、“仕分け用シールを貼る人”“それを二本のコンベアーに分けて流す人”“コンベアーの分岐点で分ける人”“コンベアー沿いに立って自分の担当区画の荷物を取り上げる人たち”に見られながら流れていくのだが… みんな忙しく動いているし、底面だけが濡れていることが多いので、液漏れしている箱を見抜くのは意外と難しい。大抵の場合、その箱が流れた後のコンベアーが濡れていることに気が付くか、その箱を取り上げた人が気が付くか… である。実は、そういうことは毎日のように発生している。

一昨日の夜… 私も“運搬車に積み上げられた荷物を次々とコンベアーに載せるポジション”だった時に液漏れをやらかしてしまった。が、申し訳ないけれど罪の意識は薄い。なぜならば… 言い訳をさせてもらうと… 私が、自分の背丈以上の高さに積み上げられている荷物を一つ、二つ… 三つ、四つと手に取ってコンベアーに載せていたところ、それまで見えていなかった“運搬車の奥に積まれていた段ボール箱”が滑り落ちてきて… そのまま「ガシャン」と床に着地したのである。その箱には“ワレモノ注意”の赤いシールが貼られていたので、そのまま触らず作業を続けていたところ… 1~2分後には、箱から薄茶色の液体が…。。。

これまでに何度も何度も「封筒類の口が閉じられていない(中身が飛び出して破損する)」「軽くて小さな箱の上に重くて大きな箱が積んである(徐々に下の箱が潰れて不安定になる)」「封筒類を束ねた上に箱が積んである(言うまでもなく、最初から不安定)」など、“出荷元の積み方が酷すぎる”話を書いてきたけれど… 今回も、不安定な積み方の最上部の奥にワレモノが積まれていたのである。出荷元の人間は「積んでしまえば、それで終わり」だと思っていて、それを降ろす人間のことなど考えていないのだ。しかし、それも仕方のないこと… 当然と言えば当然なのである。なぜならば、“連絡なし・連携なし・連帯感なし”は、この会社の社風だからである。出所まで、あと何日… アハ…

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