ついつい昔のクセが…

あるバス停で一組の男女が乗って、まずは男性がＩＣカードで２１０円を支払い、続いて女性が…　「すいません、ちょっと待って下さい」と言って、小銭入れから１００円玉を１枚と…　１０円玉を１枚と…　と…　と…　と…　そこで小銭入れの口を閉じた。そして、もう一つの財布から千円札を取り出して運賃箱へ挿入…　投入金額が１１１０円となり、釣り銭の５００円玉１枚＆１００円玉４枚がチャラチャラチャラ…

すると、女性が硬貨投入口へ１００円玉を入れようとしたので、私は「あっ、いいです…」と左手で阻止しようとしたのだが間に合わず…　投入金額が１００円と表示され、何も分かっていない運賃箱が「プププ…　プププ…（１００円しか入っとらんぞぉ～）」と警告音を鳴らしたのだった。そこで、私は“釣り銭用マイ小銭入れ”の中から１００円玉を取り出し、「今のはお釣りだったんですよぉ～」と言いながら手渡したのだが…

女性が着席する頃に、「ん？　この運賃箱の場合…　返却ボタンを押せば、未精算の１００円が戻ってくるではないか！　ついつい昔のクセが出てしまったがやぁ～」と気が付いた私は、「ポチッ」と押して「カラン」と出して「チャリン」と小銭入れに戻したのだった。完全弊社の運賃箱には“返却機能”が付いていなかった（今はどうなのか知らないけど…）ので、投入されたお金を返却することになった場合は、とりあえず“マイ小銭入れ”から返金して…　後で上司に申告、会社から補填してもらうことになっていた（面倒臭がりな私は申告したことがないけれど…）。

私が“返却機能付きの運賃箱が搭載された半弊社のバス”に乗るようになって７～８年…　これまでずっと…　返却ボタンを押せば済むところで、わざわざマイ小銭入れから返金していた（そして、相変わらず補填してもらっていない）なんてことは…　ないだろうなぁ～？？？　まさか…　そういう話をこのブログに書いていたりして！？　もしも、そんなことをやっていたとしたら…　本当に…　アホ・バカ・マヌケ！　おたんこなすの大ボケ野郎だなぁ～！　ハハハ…