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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

時間に余裕があると余計なことを考える

2012年07月22日 20時54分02秒 | バス運転士

先日、お年寄りで貸切状態の某地区巡回バスに、一人の若い女性がA駅から乗り、あるバス停で降りた。そして、前扉の外までやって来て「帰りもココで待っていればいいですか?」と言った。私は「あぁ良かった! 乗り間違いじゃなくて…」とホッとしながら「はい、ココでいいですよ」とだけ答えれば済むものを…

バスが時間通りに走れていたのをいいことに、わざわざ「A駅へ戻られますか? B駅へ行かれますか?」と尋ねたのである。すると彼女は「どちらでも…」と答えたので、私は何も説明することがなくなってしまい、結局「ココでいいですよ」とだけ答えた。

実は… さらに「もしも、ちょうど目の前でバスが行っちゃっても諦めないで下さいね。また数分後にはこの交差点へ戻って来ますので、そちらの学校の前のバス停でお待ち下さい」などと話そうと思ったのだが…

それを見ていた他の乗客から「運転士が若い女性にだけ、詳しい説明をしている!」と苦情が入るかもしれないし… あるいは、事実を捻じ曲げられて「運転士が若い女性を口説いていた」なぁ~んて言われても困るのでやめておいた。

大昔は、バスの運転士と乗客が結婚したなんて話も珍しくなかったらしいけど… 今はアプローチの段階で“第三者からの横槍(苦情)”が入りそうだからなぁ… ん? オマエは“それ以前の問題”だろうって!? 確かに… 相手女性の「オッサン、どの面さげて言っとるの!?」という一言で終わりだな。ハハハ…