新イタリアの誘惑

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階段紀行・日本 東京編⑲ 徳川家康の守り神として重視された神田明神の男坂、女坂

2022-02-08 | 階段紀行・日本

 神田明神(神田神社)は徳川家康が関ヶ原の合戦に臨む際、戦勝の祈願をした神社として知られる。

 天下を統一した家康は、江戸城入場と共に江戸の整備に着手。その一環として神田神社を江戸城の表鬼門(北東)にあたる場所に遷座して今日に至っている。

 表入口にあたる男坂は68段。堂々とした幅広の階段だ。

 上り切ると、坂上に「明神男坂」の標識が立っている。

 その高さのせいもあり、前方が見渡せる眺めになっている。

 一方、女坂は75段。こちらは男坂に比べて後年に造られた坂で、石段も新しくなっていた。

 それだけに、特に趣を感じるというほどの景色ではない。

 何といっても総ヒノキ造りで建てられた隋神門の雄大さこそが、神田明神参りの一番の見どころのような気がする。

 それに加えて、5月中旬に行われる江戸三大祭の一つ「神田祭」は必見だ。祭り当日は、男坂も女坂も祭に関わる人たちの群れで埋め尽くされる。

 


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