新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

階段紀行・日本 東京編⑱ 湯島天神には男坂、女坂の加えて夫婦坂まであった

2022-02-05 | 階段紀行・日本

 湯島天神は菅原道真をまつる神社。この神社へは男坂と呼ばれる階段を上って本殿に到着する。

 段数は38段。結構急だが、波型をしたてすりが設置されていて、これを支えにすると比較的楽に上ることが出来る。

 標識を見ると、正式名は天神石坂というらしい。

 対して女坂は33段。広いスペースの平場が3か所も設置されていて、1段毎の幅も広い。従って男坂の倍の距離をかけて上下することになる。

 ちょうどこの神社の名物である梅が満開で、優雅な通行路になっていた。

 まるで「ゆったりと梅見をしながら降りて行ってください」と呼びかけるように設定されているような女坂に、ちょっと感心。

 また梅のシーズンは同時に受験シーズンでもある。境内には合格祈願の絵馬がたわわに実る柿のようにぶら下がってた。

 湯島天神にはもう1つ名前のついた坂がある。「夫婦坂」。男坂とは反対側の切通坂に通じる坂で、ここの階段は45段。2つの坂よりはずっと後に設けられた階段だという。

 途中の平場で唐門をくぐる形になっている。なお、どこの階段を使ってもご利益に差はない、とのこと。念のため。

 

 

 


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