南京町の通りにこんな壁アートを発見した。パンダたちが調理し、おいしく食べている風景。西安門が後方を飾っている。いかにも中華街らしい光景で、ほっこりさせる。
少しアップしてみると、その楽し気な表情がよくわかる。
その南京町最寄りの地下鉄海岸線のみなと元町駅近くの地下通路にあった風景画。たくさんの風船がなびいて左端では子供がそれを見上げている。あったかい光景。
一番大きな風船に近づいてみると、それはすべて赤ちゃんの手形で出来ていた。解説板には「この地下鉄開通20周年を迎えたのを記念して、沿線でその年に生まれた赤ちゃんの手形を集めて図案化した」とのこと。なかなか楽しい企画だ。赤ちゃんたちが大きくなって「ああ、これが私の手」なんて微笑む時が来るんだろうなあ。
駅から数分の住宅街の一角に大きな絵がある。スプレー缶を持って押し出した先に黒い弧が描かれる。ちょっと下がって眺めると、笑顔を作る人の口元に見えてくる。確かに上部には2つの眼。
スプレー缶を持つ手もなかなかダイナミックだ。こんなバラエティ豊かな壁アートに出会えるのも神戸の魅力の1つだろう。
そう思うようになりました。
いたずら目的の若者のらくがきは困りものですが、全否定することもどうかと思ってしまいます。
人形のゴジラがビルの間に姿をあらわしたりしているのを、東京でみかけました。とっぴな手段で何かを表現するのもひとつの芸術でしょうね。
コメントありがとうございます。
神戸の壁アートは、行政サイドも力を入れて数年前からスタートしたようです。
なので、市役所の建物の壁がキャンバスになったりしています。
ただ、建設中のフェンスを使ったりするので、工事が終了するとそのフェンスは解体されてしまってなくなったりしています。
せっかくの壁アートなので、もう少し有効な活用法もあるのでは、と思ったりしています。