神戸市長田区大正筋商店街を歩いていると、こんな愛らしい少女の絵を見つけた。
この商店街は、1995年1月阪神淡路大震災の地震と火事で、店舗の90%が焼失してしまうという、壊滅的な被害に見舞われた場所だ。その後の再開発事業で復興の形は見えたが、近年の新型コロナ等によって撤収する店も出ているという。
そんな中で商店街では、店舗の前面に絵を描くことによって賑わいを取り戻そうという試みを始めている。そうしたアート通りを歩いた。
冒頭の女の子の絵には、足元のアップも添えられていた。
ゾウと男の子とワニによるメルヘンチックな作品。地元ゆかりのアーティストの作品という。
この通りの作品は、壁アートというよりは「シャッターアート」。キノコのお祭りかな。
大胆なスケッチで仕上げたようなすっきりとした作品。
これこそ満開の花びらが思い切り万歳をしてているようだ。
四角、ピラミッド型、台形。いろいろな形が何かのはずみで動き出しそうに見える。
シャッターアートは2021年にスタートしたそうだ。これからも広がっていくことを期待したい。
うちにもありますので、何か描いてみたいものです。
長年、子どもたちの学習の手伝いをしてきましたから、子どもが喜ぶものがいいですね。
シャッターへの絵というと、一般的にはいたずら書きのようなものが多く、どちらかと言えば通りの迷惑になるケースもよく聞きます。
せっかくの大事な空間なので、住民を喜ばせるようなものが増えるといいですよね。
その極め付きは、バンクシーの絵でしょうか。