シリーズ3の第2話は「The Sign of Three」(三の兆候)。
元ネタは原作の「The Sign of Four(四つの署名)」で、ジョンとメアリーの結婚式が描かれています。
脚本は「The Reichenbach Fall / ライヘンバッハ・ヒーロー」のスティーヴ・トンプソン。
(完全ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。
18か月前から犯罪を繰り返す強盗犯。
警察は裏をかかれ、レストレードは必死に捜査を続けていた。
そしてようやく犯人達を罠にかけることに成功。
逮捕目前というところで、レストレードのもとにメールが。
HELP. BAKER ST. NOW. HELP ME. PLEASE.
(助けてくれ。ベーカー街。今すぐ。助けてくれ。頼む。)
他の刑事に手柄を横取りされることも構わず、事件をドノヴァンにまかせて大急ぎで221Bへ駆けつけるレストレード。
しかし、シャーロックの危機とは…、
SH : Have you any funny stories about John?
(ジョンのことで何か面白い話を知ってるか?)
SH : What?!
(なにっ!?)
SH : I need anecdotes.
(エピソードが必要なんだ。)
”How to write an unforgettable best man speech.”
「記憶に残るベストマンスピーチの書き方」
SH : Didn’t go to any trouble, did you?
(無理して来たんじゃないよな、だろ?)
ヘリまで要請するとは!www
マイクロフトといい、レストレードといい、シャーロックの周りにいる人はどうしてこうも過保護なの?(^^;
アンダーソンはあんなコトになっちゃったけど、ドノヴァンは普通に働いているのね。
ジョンの結婚式の当日。
ワクワクしているハドソンさんとは対照的に、冷めた様子のシャーロック。
H : It’s the big day, then!
(今日は大変な日ね!)
SH : What big day?
(何が大変な日なんです?)
H : The wedding! John and Mary getting married!
(結婚式よ!ジョンとメアリーが結婚するの!)
SH : Two people who currently live together are about to attend church, have a party,
go on a short holiday and then carry on living together. What’s big about that?
(現在一緒に住んでいる2人が教会へ行って、パーティーをし、短い休暇を過ごして共に生きていく。
何が大変なんです?)
H : It changes people, marriage.
(人を変えるのよ、結婚というのは。)
SH : Mmm, no it doesn’t.
(うーん。いいや、変えないね。)
H : Well, you wouldn’t understand ’cause you always live alone.
(まあ、あなたには理解できないでしょうね。あなたはいつも1人で生きているから。)
SH : Right, then. Into battle.
(それでは。いざ、戦いへ。)
おめでとう!ジョン&メアリー!ヽ(*´∀`)ノ
カメラマンに「Newlyweds (新婚夫婦)の写真を!」と言われているのに、
そのまま動こうとせず、空気が読めないシャーロック。(^^;
J : Mr. Holmes. You’re going to be incredibly useful.
(ミスター・ホームズ。あなたはとっても役に立ちそう。)
参列している男性のコトをいろいろと推理するシャーロック。
ブライズメイドのジャニーンは、お相手(男)探しに役立つことを早くも見ぬいた様子。
メアリーの元彼らしいデイヴィッド。
なにやらよそよそしい雰囲気だなぁと思っていたら、メアリーにまだ気があることをシャーロックに見抜かれ、
事前に脅しをかけられていた!
D : They’re right about you. You’re a bloody psychopath.
(みんなが言ってることは正しかった。あなたはサイコパスだ。)
SH : High-functioning sociopath ... with your number.
(高機能社会不適合者だ。君の電話番号を知ってる、ね。)
こわーっ!!シャーロックに本気で狙われたら、証拠もなく消されそう!
リングボーイの男の子、アーチー。
事件の写真をもらう代わりにイイ子にしていると内緒の約束をし、シャーロックにはかなり懐いております。
めっちゃカワイイ男の子なのに、目玉につまった蛆虫の写真に興味を持つとは。
年齢は違えど同じような趣味で気が合うんでしょうか?(^^;
レストレードやモリー、ハドソンさんもモチロン出席。
でもジョンの姉ハリーや両親は出席してなくて残念。ハリーを見たかった!
ハドソンさんのお相手って…、もしかしてチャタジーさん?(笑)
軍時代の友人、ショルト少佐が式にあらわれ喜ぶジョン。
しかし彼の話をジョンからあまり聞いたことがないシャーロックは、なにやら面白くなさそう。
MM : I didn’t think he’d show up at all. John says he’s the most unsociable man he’s ever met.
(彼が来るなんて考えもしなかったわ。ジョンが会った人の中で一番、人付き合いが悪い人だって言ってたから。)
SH : He is? He’s the most unsociable?
(彼が?彼が一番、人付き合いが悪いだって?)
MM : Mm.
(ええ。)
SH : Ah, that’s why he’s bouncing round him like a puppy.
(ああ、だから子犬みたいに彼の周りを跳ね回ってるんだな。)
MM : Oh, Sherlock! Neither of us were the first, you know.
(もう、シャーロックったら!私達2人共がジョンの初めての人じゃないって分かってるでしょ。)
メアリー、するどいっ!www
マズいワインを飲んだ後の「グワァ」がカワユイ♪
MH : Oh, by the way, Sherlock ? do you remember Redbeard?
(ああ、ところでシャーロック。”レッドベアード”を覚えてるか?)
SH : I’m not a child any more, Mycroft.
(僕はもう子供じゃないぞ、マイクロフト)
マイクロフトに電話をかけ、まだ参列に間に合うというシャーロックだったが、
逆に2人に関わりすぎないよう釘を刺されてしまう。
マイクロフト兄ちゃんのお腹出しシーン。これもサービスカットなのかしら?www
「Redbeard (赤髭)」って何のことだろう?気になるっ!
ベストマンのスピーチが始まり、マニュアル通り祝電を読み始めるシャーロック。
その中のあるメッセージに、メアリーは少し動揺している様子。
「CAM」ってアノ人ですよねーっ!ナニ、ナニ?どういう関係!?
SH : John Watson. My friend, John Watson. John.
When John first broached the subject of being best man, I was confused.
(ジョン・ワトソン。僕の友達、ジョン・ワトソン。ジョン。
ベストマンになるという話題をジョンが初めて切り出した時、私は混乱しました。)
「ベストマン」について相談しに221Bを訪れたジョン。
JW : I need a best man.
(ベストマンが必要なんだ。)
SH : Oh, right. Gavin?
(ああ、そうだな。ギャヴィンは?)
JW : Who?
(誰だ?)
SH : Gavin Lestrade? He’s a man, and good at it.
(ギャヴィン・レストレード?彼は男で、そういうのが得意だ。)
JW : It’s Greg. And he’s not my best friend.
(グレッグだよ。それと、彼は僕の親友じゃない。)
ここまで間違いまくるとは、もう確信犯だろう!(笑)
シャーロックはジョンのベストマンにレストレードやマイク・スタンフォードの名前をあげる。
JW : I want to be up there with the two people that I love and care about most in the world.
Mary Morstan ... and you.
(僕がこの世で最も愛していて、気にかけている2人に、その場にいて欲しい。
メアリー・モースタンと…、君だ。)
そしてジョンが自分に頼んでいることに気がづき、思わず固まるシャーロック。www
JW : That’s getting a bit scary now.
(ちょっと怖くなってきてるだろう。)
SH : So, in fact ... You mean ... I’m your ... best ...
(それで、はっきり言うと…、つまり…、僕は君の…、ベスト…)
JW : ... man. (マンだ。)
SH : ... friend? (フレンド?)
JW : Yeah, of course you are. Of course you’re my best friend.
(ああ、もちろんそうだ。もちろん、君は僕の親友だ。)
ぎゃーっ!!もうなんか感動セリフが多すぎて全部書き出したいぐらい。(笑)
まだまだ見せ場は続きます。
SH : I’m afraid, John, I can’t congratulate you.
(悪いが、ジョン。僕は君を祝福できない。)
というセリフから始まったシャーロックのスピーチ。
結婚は不合理で感情的なものであること等をまくし立て、みんなを凍りつかせる。
SH : I am dismissive of the virtuous, unaware of the beautiful
and uncomprehending in the face of the happy.
So if I didn’t understand I was being asked to be best man, it is because
I never expected to be anybody’s best friend.
Certainly not the best friend of the bravest and kindest and wisest human being
I have ever had the good fortune of knowing.
(私は道徳的な事を軽蔑し、美しさについて無知であり、幸せに直面しても理解できません。
だからもし私がベストマンを頼まれたということを理解できなかったとしても、
それは私が誰かの親友になるということを、まったく予期していなかったからなのです。
私が幸運にも知り得た、最も勇敢で、最も優しく、最も賢い人間の親友になるなど断じてないと。)
John, I am a ridiculous man. Redeemed only by the warmth and constancy of your friendship.
But, as I’m apparently your best friend, I cannot congratulate you on your choice of companion.
Actually, now I can.
(ジョン。僕はとんでもない男だ。暖かく、変わらない君の友情だけがそれを補ってくれている。
僕はあきらかに君の親友だが、君のお相手の選択には喜ぶことはできないな。
実を言うと、今はできる。)
Mary, when I say you deserve this man, it is the highest compliment of which I am capable.
John, you have endured war, and injury, and tragic loss ... so sorry again about that last one.
So know this, today you sit between the woman you have made your wife and the man you have saved,
in short, the two people who love you most in all this world. And I know I speak for Mary as well
when I say we will never let you down, and we have a lifetime ahead to prove that.
(メアリー。君はこの男性に見合うだけの価値があると僕が言う時、それは僕が出来うる限りの最高の賛辞です。
ジョン、君は戦争や怪我、悲劇的な喪失に耐えてきた。最後のは、もう一度あやまるよ。
知っていてほしい。君は今日、君が妻に迎えた女性と、君が救った男の間に座っている。
要するに、この世で一番君を愛している2人の人間だ。メアリーの分も代弁して言うと、
僕達が君を失望させることはないと言う時、僕達はそれを証明するのに生涯をかけるだろう。)
JW : If I try and hug him, stop me.
(もし僕が彼を抱きしめそうになったら止めてくれ。)
MM : Certainly not.
(とんでもない。)
思いがけない感動スピーチに、ジョンもみんなもウルウル!・゜・(ノД‘)・゜・
シャーロック!やればできる子じゃないか!
SH : What’s wrong? What happened? Why are you all doing that? John? Did I do it wrong?
(なんだ?何があった?どうしてみんな泣いてるんだ?ジョン?僕が何か悪いことをしたか?)
でも意味は分かってないのねー。(^^;
シャーロックはジョンの面白話として彼のブログから「The Hollow Client」や「The Poison Giant」、「Happily Ever After」、
「The Elephant in the Room」などをあげ、今日という特別な日の為に「The Bloody Guardsman」という事件を紹介。
MM : Let’s get back to the reception, come on. John’s cousin. Top table?
(レセプションの話に戻りましょう。来て。ジョンのイトコは…、一番前?)
SH : Hmm. Hates you. Can’t even bear to think about you.
(ああ、君が嫌いだ。君のことを考えることにも耐えられない。)
MM : Seriously?
(ホントに?)
結婚式の準備中。メアリーはジョンのイトコになんでそんなに嫌われてるの?(^^;
素直に結婚式の準備につきあっているシャーロック。
自分たちが結婚することを彼が怖がっていると言うメアリーに、結婚しても何も変わらないというジョン。
メアリーはそれを証明するために、シャーロックを事件に連れ出すようジョンの背中を押す。
ジョン&メアリーにも「Beth (ベス)」という暗号があるとは!
ナプキンで「Opera House (オペラハウス)」をたくさん作るシャーロックに爆笑!www
You Tubeで覚えたって、そういうのも見るんだ。
結婚式の準備にうんざりしているフリをして、シャーロックを連れ出すジョン。
でも実はシャーロックとも通じていて、2人をうまく事件へ行かせるメアリー。やるなっ!
怪しい男からストーキングされていると言うイギリス近衛兵、ベインブリッジからの依頼。
彼の任務が終わるのを待っている間、ジョンが結婚式に招待したショルト少佐について尋ねるシャーロック。
SH : So why don’t you see him any more?
(それで、どうして君は彼にもう会ってないんだ?)
JW : Who?
(誰に?)
SH : Your previous commander, Sholto.
(君の前の指揮官、ショルトだよ。)
JW : “Previous commander”.
(”前の指揮官”)
SH : I meant “ex”.
(なんていうか、”元”だ。)
JW : “Previous” suggests that I currently have a commander.
(”前の指揮官”だと、今も指揮官がいるみたいじゃないか。)
”今”の指揮官は自分だってコト!?(笑)
ジョンは、勲章を受けた戦争の英雄であるショルト少佐が、
自らが率いた新人部隊を全滅させ、彼だけが生き残ったという話をする。
「Part 2」へ続く…、
【BBC SHERLOCK INDEX】
元ネタは原作の「The Sign of Four(四つの署名)」で、ジョンとメアリーの結婚式が描かれています。
脚本は「The Reichenbach Fall / ライヘンバッハ・ヒーロー」のスティーヴ・トンプソン。
(完全ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。
18か月前から犯罪を繰り返す強盗犯。
警察は裏をかかれ、レストレードは必死に捜査を続けていた。
そしてようやく犯人達を罠にかけることに成功。
逮捕目前というところで、レストレードのもとにメールが。
HELP. BAKER ST. NOW. HELP ME. PLEASE.
(助けてくれ。ベーカー街。今すぐ。助けてくれ。頼む。)
他の刑事に手柄を横取りされることも構わず、事件をドノヴァンにまかせて大急ぎで221Bへ駆けつけるレストレード。
しかし、シャーロックの危機とは…、
SH : Have you any funny stories about John?
(ジョンのことで何か面白い話を知ってるか?)
SH : What?!
(なにっ!?)
SH : I need anecdotes.
(エピソードが必要なんだ。)
”How to write an unforgettable best man speech.”
「記憶に残るベストマンスピーチの書き方」
SH : Didn’t go to any trouble, did you?
(無理して来たんじゃないよな、だろ?)
ヘリまで要請するとは!www
マイクロフトといい、レストレードといい、シャーロックの周りにいる人はどうしてこうも過保護なの?(^^;
アンダーソンはあんなコトになっちゃったけど、ドノヴァンは普通に働いているのね。
ジョンの結婚式の当日。
ワクワクしているハドソンさんとは対照的に、冷めた様子のシャーロック。
H : It’s the big day, then!
(今日は大変な日ね!)
SH : What big day?
(何が大変な日なんです?)
H : The wedding! John and Mary getting married!
(結婚式よ!ジョンとメアリーが結婚するの!)
SH : Two people who currently live together are about to attend church, have a party,
go on a short holiday and then carry on living together. What’s big about that?
(現在一緒に住んでいる2人が教会へ行って、パーティーをし、短い休暇を過ごして共に生きていく。
何が大変なんです?)
H : It changes people, marriage.
(人を変えるのよ、結婚というのは。)
SH : Mmm, no it doesn’t.
(うーん。いいや、変えないね。)
H : Well, you wouldn’t understand ’cause you always live alone.
(まあ、あなたには理解できないでしょうね。あなたはいつも1人で生きているから。)
SH : Right, then. Into battle.
(それでは。いざ、戦いへ。)
おめでとう!ジョン&メアリー!ヽ(*´∀`)ノ
カメラマンに「Newlyweds (新婚夫婦)の写真を!」と言われているのに、
そのまま動こうとせず、空気が読めないシャーロック。(^^;
J : Mr. Holmes. You’re going to be incredibly useful.
(ミスター・ホームズ。あなたはとっても役に立ちそう。)
参列している男性のコトをいろいろと推理するシャーロック。
ブライズメイドのジャニーンは、お相手(男)探しに役立つことを早くも見ぬいた様子。
メアリーの元彼らしいデイヴィッド。
なにやらよそよそしい雰囲気だなぁと思っていたら、メアリーにまだ気があることをシャーロックに見抜かれ、
事前に脅しをかけられていた!
D : They’re right about you. You’re a bloody psychopath.
(みんなが言ってることは正しかった。あなたはサイコパスだ。)
SH : High-functioning sociopath ... with your number.
(高機能社会不適合者だ。君の電話番号を知ってる、ね。)
こわーっ!!シャーロックに本気で狙われたら、証拠もなく消されそう!
リングボーイの男の子、アーチー。
事件の写真をもらう代わりにイイ子にしていると内緒の約束をし、シャーロックにはかなり懐いております。
めっちゃカワイイ男の子なのに、目玉につまった蛆虫の写真に興味を持つとは。
年齢は違えど同じような趣味で気が合うんでしょうか?(^^;
レストレードやモリー、ハドソンさんもモチロン出席。
でもジョンの姉ハリーや両親は出席してなくて残念。ハリーを見たかった!
ハドソンさんのお相手って…、もしかしてチャタジーさん?(笑)
軍時代の友人、ショルト少佐が式にあらわれ喜ぶジョン。
しかし彼の話をジョンからあまり聞いたことがないシャーロックは、なにやら面白くなさそう。
MM : I didn’t think he’d show up at all. John says he’s the most unsociable man he’s ever met.
(彼が来るなんて考えもしなかったわ。ジョンが会った人の中で一番、人付き合いが悪い人だって言ってたから。)
SH : He is? He’s the most unsociable?
(彼が?彼が一番、人付き合いが悪いだって?)
MM : Mm.
(ええ。)
SH : Ah, that’s why he’s bouncing round him like a puppy.
(ああ、だから子犬みたいに彼の周りを跳ね回ってるんだな。)
MM : Oh, Sherlock! Neither of us were the first, you know.
(もう、シャーロックったら!私達2人共がジョンの初めての人じゃないって分かってるでしょ。)
メアリー、するどいっ!www
マズいワインを飲んだ後の「グワァ」がカワユイ♪
MH : Oh, by the way, Sherlock ? do you remember Redbeard?
(ああ、ところでシャーロック。”レッドベアード”を覚えてるか?)
SH : I’m not a child any more, Mycroft.
(僕はもう子供じゃないぞ、マイクロフト)
マイクロフトに電話をかけ、まだ参列に間に合うというシャーロックだったが、
逆に2人に関わりすぎないよう釘を刺されてしまう。
マイクロフト兄ちゃんのお腹出しシーン。これもサービスカットなのかしら?www
「Redbeard (赤髭)」って何のことだろう?気になるっ!
ベストマンのスピーチが始まり、マニュアル通り祝電を読み始めるシャーロック。
その中のあるメッセージに、メアリーは少し動揺している様子。
「CAM」ってアノ人ですよねーっ!ナニ、ナニ?どういう関係!?
SH : John Watson. My friend, John Watson. John.
When John first broached the subject of being best man, I was confused.
(ジョン・ワトソン。僕の友達、ジョン・ワトソン。ジョン。
ベストマンになるという話題をジョンが初めて切り出した時、私は混乱しました。)
「ベストマン」について相談しに221Bを訪れたジョン。
JW : I need a best man.
(ベストマンが必要なんだ。)
SH : Oh, right. Gavin?
(ああ、そうだな。ギャヴィンは?)
JW : Who?
(誰だ?)
SH : Gavin Lestrade? He’s a man, and good at it.
(ギャヴィン・レストレード?彼は男で、そういうのが得意だ。)
JW : It’s Greg. And he’s not my best friend.
(グレッグだよ。それと、彼は僕の親友じゃない。)
ここまで間違いまくるとは、もう確信犯だろう!(笑)
シャーロックはジョンのベストマンにレストレードやマイク・スタンフォードの名前をあげる。
JW : I want to be up there with the two people that I love and care about most in the world.
Mary Morstan ... and you.
(僕がこの世で最も愛していて、気にかけている2人に、その場にいて欲しい。
メアリー・モースタンと…、君だ。)
そしてジョンが自分に頼んでいることに気がづき、思わず固まるシャーロック。www
JW : That’s getting a bit scary now.
(ちょっと怖くなってきてるだろう。)
SH : So, in fact ... You mean ... I’m your ... best ...
(それで、はっきり言うと…、つまり…、僕は君の…、ベスト…)
JW : ... man. (マンだ。)
SH : ... friend? (フレンド?)
JW : Yeah, of course you are. Of course you’re my best friend.
(ああ、もちろんそうだ。もちろん、君は僕の親友だ。)
ぎゃーっ!!もうなんか感動セリフが多すぎて全部書き出したいぐらい。(笑)
まだまだ見せ場は続きます。
SH : I’m afraid, John, I can’t congratulate you.
(悪いが、ジョン。僕は君を祝福できない。)
というセリフから始まったシャーロックのスピーチ。
結婚は不合理で感情的なものであること等をまくし立て、みんなを凍りつかせる。
SH : I am dismissive of the virtuous, unaware of the beautiful
and uncomprehending in the face of the happy.
So if I didn’t understand I was being asked to be best man, it is because
I never expected to be anybody’s best friend.
Certainly not the best friend of the bravest and kindest and wisest human being
I have ever had the good fortune of knowing.
(私は道徳的な事を軽蔑し、美しさについて無知であり、幸せに直面しても理解できません。
だからもし私がベストマンを頼まれたということを理解できなかったとしても、
それは私が誰かの親友になるということを、まったく予期していなかったからなのです。
私が幸運にも知り得た、最も勇敢で、最も優しく、最も賢い人間の親友になるなど断じてないと。)
John, I am a ridiculous man. Redeemed only by the warmth and constancy of your friendship.
But, as I’m apparently your best friend, I cannot congratulate you on your choice of companion.
Actually, now I can.
(ジョン。僕はとんでもない男だ。暖かく、変わらない君の友情だけがそれを補ってくれている。
僕はあきらかに君の親友だが、君のお相手の選択には喜ぶことはできないな。
実を言うと、今はできる。)
Mary, when I say you deserve this man, it is the highest compliment of which I am capable.
John, you have endured war, and injury, and tragic loss ... so sorry again about that last one.
So know this, today you sit between the woman you have made your wife and the man you have saved,
in short, the two people who love you most in all this world. And I know I speak for Mary as well
when I say we will never let you down, and we have a lifetime ahead to prove that.
(メアリー。君はこの男性に見合うだけの価値があると僕が言う時、それは僕が出来うる限りの最高の賛辞です。
ジョン、君は戦争や怪我、悲劇的な喪失に耐えてきた。最後のは、もう一度あやまるよ。
知っていてほしい。君は今日、君が妻に迎えた女性と、君が救った男の間に座っている。
要するに、この世で一番君を愛している2人の人間だ。メアリーの分も代弁して言うと、
僕達が君を失望させることはないと言う時、僕達はそれを証明するのに生涯をかけるだろう。)
JW : If I try and hug him, stop me.
(もし僕が彼を抱きしめそうになったら止めてくれ。)
MM : Certainly not.
(とんでもない。)
思いがけない感動スピーチに、ジョンもみんなもウルウル!・゜・(ノД‘)・゜・
シャーロック!やればできる子じゃないか!
SH : What’s wrong? What happened? Why are you all doing that? John? Did I do it wrong?
(なんだ?何があった?どうしてみんな泣いてるんだ?ジョン?僕が何か悪いことをしたか?)
でも意味は分かってないのねー。(^^;
シャーロックはジョンの面白話として彼のブログから「The Hollow Client」や「The Poison Giant」、「Happily Ever After」、
「The Elephant in the Room」などをあげ、今日という特別な日の為に「The Bloody Guardsman」という事件を紹介。
MM : Let’s get back to the reception, come on. John’s cousin. Top table?
(レセプションの話に戻りましょう。来て。ジョンのイトコは…、一番前?)
SH : Hmm. Hates you. Can’t even bear to think about you.
(ああ、君が嫌いだ。君のことを考えることにも耐えられない。)
MM : Seriously?
(ホントに?)
結婚式の準備中。メアリーはジョンのイトコになんでそんなに嫌われてるの?(^^;
素直に結婚式の準備につきあっているシャーロック。
自分たちが結婚することを彼が怖がっていると言うメアリーに、結婚しても何も変わらないというジョン。
メアリーはそれを証明するために、シャーロックを事件に連れ出すようジョンの背中を押す。
ジョン&メアリーにも「Beth (ベス)」という暗号があるとは!
ナプキンで「Opera House (オペラハウス)」をたくさん作るシャーロックに爆笑!www
You Tubeで覚えたって、そういうのも見るんだ。
結婚式の準備にうんざりしているフリをして、シャーロックを連れ出すジョン。
でも実はシャーロックとも通じていて、2人をうまく事件へ行かせるメアリー。やるなっ!
怪しい男からストーキングされていると言うイギリス近衛兵、ベインブリッジからの依頼。
彼の任務が終わるのを待っている間、ジョンが結婚式に招待したショルト少佐について尋ねるシャーロック。
SH : So why don’t you see him any more?
(それで、どうして君は彼にもう会ってないんだ?)
JW : Who?
(誰に?)
SH : Your previous commander, Sholto.
(君の前の指揮官、ショルトだよ。)
JW : “Previous commander”.
(”前の指揮官”)
SH : I meant “ex”.
(なんていうか、”元”だ。)
JW : “Previous” suggests that I currently have a commander.
(”前の指揮官”だと、今も指揮官がいるみたいじゃないか。)
”今”の指揮官は自分だってコト!?(笑)
ジョンは、勲章を受けた戦争の英雄であるショルト少佐が、
自らが率いた新人部隊を全滅させ、彼だけが生き残ったという話をする。
「Part 2」へ続く…、
【BBC SHERLOCK INDEX】