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SHERLOCK1-1/シャーロック1-1 「A Study in Pink/ピンク色の研究」

2012年07月16日 | SHERLOCK(BBC)


さて、はじまりました「SHERLOCK/シャーロック」。
シリーズ1の第1話は「A Study in Pink」(ピンク色の研究)。
元ネタは原作「緋色の研究」でシャーロックとジョンの初めての出会いがここで描かれています。

(ネタバレ)
※日本語訳はテキトーです。



ロンドンで不可解な連続自殺事件が発生。
記者会見でレストレード警部が「自殺」だと公表した瞬間、全員に「Wrong!(違う!)」のメールが。

初めてこのポップアップ文字を見た時は、「なに今の!?」って思わず二度見しちゃいましたよ。
セリフなしでもメールの内容やシャーロックの考えが分かる見せ方が斬新。
日本のテレビ放送用はちゃんと日本語に変えてるんだねぇ。編集とか大変そう。



戦場から帰還しトラウマを負ったジョンは、旧友のスタンフォードと再会。
コーヒーのカップロゴ「Criterion(クライテリオン)」は原作で2人が再会したお店の名前なんだって。細かいっ!



暗くてやさぐれてるジョンとは対照的に、リズミカルに死体に鞭打つシーンで登場するシャーロック。
変人キタ━(゜∀゜)━!



セント・バーソロミュー病院で出会った2人。
初対面でいきなり「Afghanistan or Iraq?(アフガニスタン?イラク?)」と聞かれるジョン。
スタンフォードのニヤニヤ&オトボケ顔。めっちゃイイ人そう。

ジョンの質問には全然答えず、勝手に部屋を見に行くことを決めてく自己中シャーロック。
お互いのことも、名前すら知らないのにルームシェア?と言ったジョンに弾丸トーク。
推理を説明するシーンでよく出てくるシャーロックの超早口トーク。(吹き替えはそうでもないケド)
ネイティブの人はちゃんと完全に聞き取れているのか激しく聞いてみたい。

ベネディクト・カンバーバッチ。ホントにこの人、変人シャーロックがハマッてる。
キャスティングした人、グッジョブ!



SH : The name's Sherlock Holmes, and the address is 221B Baker Street. Afternoon!
なんだこのウインクはっwww 惚れました。(笑)



SH : Want to see some more? (もっと見たいか?) 
JW : Oh, God, yes. (もちろんだ)

下宿先の部屋を見学していると、骸骨がお友達のシャーロックにレストレード警部から捜査の要請が。
4人目の自殺者には遺書が残されていたと聞いて「クリスマスだ!」と喜ぶシャーロック。
医者であるジョンも捜査の為に連れ出されることに。



タクシーの中でジョンの事を推理したタネあかしの会話。ストップ モーションの回想と流れるようなセリフがいい!
(珍しく)他人に褒められて得意げになっているところで、ジョンの兄弟「ハリー」が「ハリエット」の略称だと知って
Sister!(姉か!)」と悔しがるところもかわいいじゃないですか。



でも「変人」扱いする人なんかにはイヤミ炸裂。嫌なやつキャラがハマッてるアンダーソン。
こんなに敵意むき出しにされちゃ、性格もゆがむってもんですよ。
と思ったら考えてるだけのレストレード警部に「Shut up.(うるさい)」とか言っちゃうし、やっぱりもともとヤなやつなだけか。



死体から多くの手掛かりを見つけ「Pink!(ピンク!)」といって飛び出してったシャーロック。
1人ポツーンと残されちゃったジョンに怪しい人キタ━(゜∀゜)━!

M : You're not haunted by the war. You miss it. Welcome back.
(君は戦争に取りつかれてるんじゃない。恋しいんだ。ようこそおかえり。)
セキュリティーカメラを操ったり、何でもお見通しだったり自分で「Arch-enemy(宿敵)」とか言っちゃうところとか。
あの教授だと思っちゃうよね普通。



メールで「221B Baker Street」に呼び出されたジョン。
シャーロックの怪しい雰囲気に麻薬使用まで忠実に!?と思ったらニコチンパッチ(笑)
原作の「Three-Pipe Problem.(パイプ3服分の問題)」が「Three-patch problem.(ニコチンパッチ3枚分の問題)」と
室内禁煙のロンドンに合わせて現代風にアレンジされてます。

それにしても大きなニコチンパッチ。イギリスでは禁煙したくないな。(^^;



犯人をおびき寄せるメールを打ち、待ち合わせの「22 Northumberland Street」へ。

アンジェロ「グッ!」じゃないよwww キャンドル持ってくるなwww
ハドソンさんにもカップルと間違われちゃった前例があるし、2人の探り合いがおもしろすぎるっ。



このタクシーチェイスシーンの見せ方もイイ!音楽もワクワクするし。
ロンドンの地図が全部頭に入ってるシャーロック。まさに人間カーナビ。

SH : Got your breath back? (息は戻ったか?) 
JW : Ready when you are. (君がよければいつでもどうぞ)
かっちょいいーっ。私もいつかこの英語使おう。(←どこで?笑)



見つけたスーツケースの事を警察に知らせなかったシャーロックに、ニコチンパッチ仲間のレストレード警部から
麻薬捜査のいやがらせ。
I'm a high-functioning sociopath. (僕は高機能社会不適応者だ)」って。自覚あったんだ。(^^;

アンダーソンが「あっち向いてた」おかげか、犯人がタクシードライバーだと気づいたシャーロック。
4人を自殺させた方法を教えるという犯人の誘惑に負けて「Roland-Kerr Further Education College」へ。



ゲームを仕掛けられ、シャーロックvs犯人の知恵比べ。
賢すぎるがゆえにそれを自ら証明せずにはいられないシャーロックが危なすぎる。

それにしてもジョンは戦闘能力ありすぎ。戦争には行ってたけど軍医じゃないのかい?(笑)
そして犯人が最後に叫んだ「モリアーティ!」。



ときたら、最後に出てきた人はぜったい教授だと思っちゃうよね。
まさか兄のマイクロフトだったとは!すっかりダマされた。
権力をフルに利用して弟を監視する過保護っぷり。ホームズ家のクリスマスディナーにぜひ参加してみたい。


「SHERLOCK(シャーロック)」の3エピソードはそれぞれ違う人が脚本していて、1話の「ピンク色の研究」はスティーヴン・モファット、
2話の「死を呼ぶ暗号」はスティーブ・トンプソン、3話の「大いなるゲーム」はマーク・ゲイティスが担当。
スティーヴン・モファットといえばイギリスの長寿ドラマ「Dr.Who(ドクター・フー)」!
デイヴィッド・テナントの途中までしか見てないけど、これもまた見たいなぁ~。
ちなみにマーク・ゲイティスはマイクロフト兄ちゃんとして役者も兼ねておりマス。

細かいところまでかなりこだわって作られてるので、見れば見るほど発見があっておもしろい。
ちりばめられてる笑いとスピード感、会話のセンスがかなりツボりました。あ~、ロンドン行きたい。

もういっそ原作の全エピソード分を作っておくれBBC!!


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2 コメント

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見ましたよー (スー)
2012-07-21 18:25:41
以前、TOMOさんがブログの記事で書かれていたので、これは見なきゃとシーズン1全部録画して見ましたー。
いやー、引き込まれますねー。
私もポップアップ文字に最初びっくりしました。
斬新でこれはマニアにはたまらないシリーズだということが分かりました。
これからも楽しみっていうか、、一気に放送して一気に見たいって感じ(笑)
返信する
スーさん (TOMO)
2012-07-22 10:08:20
ご覧になられましたか!
シリーズ2はさらに脚本も練られてて
ポップアップもレベルアップされてますよっ。(笑)

普通のドラマのようにエピソード数が多くないのが残念です~。(^^;
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