リュウ庵

尼崎市住む猫大好き人間。
駄文を書くのも好きです。

夏隣り

2020-05-30 11:13:20 | 日記

コロナコロナで明け暮れた5月も、間もなく終わる。

この時期は、梅雨入りを思わす湿った空気と夏近しを予感させる暑い日差し

が眩しい日々が重なる。

 

私が好きな美しい日本語「夏隣」の季節だ。

夏隣・・・夏を前に青葉が深い緑に衣替え、ワクワクさせる季語ではないか。

夏は体も心も暑さでうだることは分かっていても、やはり開放的なのがいい。

「山笑う」から「山滴る」へ・・・

季節のページが、大きくめくられる時でもある。

ついでに秋、冬表す季節の季語。

秋は「山粧う」、冬は「山眠る」

自然の情景まで見えてくる、美しい日本語だねえ。

 

コロナウイルスは紫外線が大敵と聞く。

願わくば、コロナウイルスを駆逐するほど暑い夏であってほしい。

暑いのが大の苦手だけど、コロナが収束に向かうなら、この夏は老躯に鞭打って

耐えて見せましょうぞ。

 

29日は一日中からりと晴れて、さわやかな風が吹きぬけていた。

青空に浮かんだ白い雲は、入道雲の先触れか。

梅雨時に元気に咲くシモツケ、アジサイもほころび始めた。

花屋の店頭にヒマワリが出回っていたので、早速アレンジしてみた。

 


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2 コメント

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日本語はきれいですね (桜子)
2020-05-31 10:37:08
リュウさん、おはようございます

日本語は年を重ねるたびに好きになっています。
自然の状況まで見えてくる・・・確かにそうですね。
初めての言葉でした、「夏隣」
おっしゃる通りの意味は良くわかります、なるほど・・・
とても素敵です。

秋は「山粧う」、冬は「山眠る」は忘れていた言葉です。意味がすぐにわかります。
ある程度の年になるときれいな日本語を使える女性に
憧れます。
そんなお婆さんになりたいなぁ。

大嫌いな言葉は
「やばい」です。それと女性でも食べることを
「食う」という女性。

食べ物が美味しくても、まずくても「やばい」
大きらいです!!

フラワーアレンジメント、すばらしいです!!
我が家の紫陽花も蕾はまだ固いですが、そのうちに
咲いてくれるでしょう。
クレマチスは咲いていますが、隣とのフェンスに這わせたので、花はすべて隣の花になってしまいました。

流石、リュウさんは博識で教えていただくことがおおいです。

コロナは紫外線に弱いと言われています、
今年は我慢をします、気温が40度以上まで
上がってしまうと、私は外出自粛になります。
それも良いかも知れないです。



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こんばんは、桜子さん (リュウ)
2020-05-31 21:50:11
コメントありがとうございます。

きれいな日本語、それをきれいな発音で話す人…いいですねえ。
最近は日本語の乱れが特に目立つようになりました。
時代の流れとして仕方ない面もありますが、やはり悲しいです。

夏隣は、語感もいいし、漢字もスーッと意味が通り、素晴ら
しい日本語です。
山笑う春、山滴る夏・・・俳句の季語には美しい日本語が
多いですね。
「やばい」、「食う」などは、友人同士砕けて言う場合に
使っている場合が多いけど、きれいな日本語じゃありません。

クレマチスはお隣さんを楽しませているんですね。
これもお付き合いの一つ、と思って許してあげましょう。

ホント、猛暑がきてコロナをぶっ飛ばしてくれないかしらん。
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