文科省が東電・福一原発事故で拡散した放射性物質による土壌汚染の状態を調べた地図をやっと公表した。6月から7月にかけて福島県を中心に2200余りの地点で測定したものだそうだが、公表がこれほど遅いのは、汚染が目立たないような地図作りとか、公表後の「世論対策」とか何らかの操作・時間稼ぎを疑わざるをえないが、驚いたのは汚染地図の結果を報道するマスコミの、こちらは隠れもない情報操作。論理的に虚偽と断定される線をぎりぎりで避けながら、私たちがまちがった理解をするように画策している。汚染地図で明らかになった高濃度汚染地区の放射能レベルとチェルノブイリ事故時の『避難』基準との比較についてである。 . . . 本文を読む