快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

スフォルツァート LAN-DAC機能追加に思う・・・

2018年07月12日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
スマート戯休『ギッキュウ!』
公女「今日はスフォルツァートが同社製ネットワークプレーヤー等でLAN-DAC機能に対応させる最新ファームウェアを提供開始したってお話だってっ!」
侍女「・・・もうちょっとで私も解読できそうなのですけど・・・。」
姫「・・・全く微塵も羨ましくないところがむしろ主殿に憐れみを誘いますわね・・・。」
女騎士「それにしてもLAN-DACとは・・・・どういう機能だ? 流石にUSB-DACなら承知はしているが?」
黒侍「基本的な機能としてはそう変わらないでゴザルよ。 ただ、経路がUSBかLANかが違うということでゴザル。」
姫武者「そういうことも出来るんだ・・・。 あまり見たことがない気がするわ。」
侍女「もしかしたら、そう表記せずに何事もなく行っている場合もあるのかもしれないのでございますが・・・。」
女騎士「そうなると、改めてLANで接続する必要があるのだろうか。 単にUSBケーブルの代わりにLANケーブルを使う形で。」
公女「流石にその必要はないみたいだよつ! 今迄通り普通にネットワークに繋げておけば、それだけでいいみたいだよっ!」
黒侍「そうすれば、PCの再生ソフトの出力先に、そのプレーヤーが指定できるようになるそうでゴザル。」
姫武者「更に上流から流せる感じってことね。 余計な接続もないなら、便利そうだわ。」
姫「何となくメディアコントローラーを使ったほうが楽そうに思えますけど・・・。」
公女「そうだねっ! だけど、あくまでファイルを選択して命令させるのと、もっと自分の意志を反映させて再生させるのでは、違うと感じる人もきっといるよねっ!」
女騎士「再生ソフトで音が変わるのは言うまでもないしな。 そこを面倒と取るか否かはまさに人それぞれだ。」
姫武者「楽しそうではあるけれど、不思議と今まで無かったわよね。 どうしてかしら?」
女騎士「ふふ・・・・USB-DACブームの利潤に溺れたメーカーが頑なにそれを推し進めた結果なのだよ・・。 冗談だがな。」
侍女「冗談にしてはギリギリアウトっぽいのでございますよ・・・。」
黒侍「実際はそう需要があると思われなかったのかもしれんでゴザルなぁ。 我は面白いと思うでゴザルが。」
姫「上手く噛み合えば、ネットワークプレーヤー派とPCオーディオ派のいいとこ取りさえ狙えそうですし、これから発展していっていただきたい気もしますわね。」
スマート戯休『ギッキュウ! ギッキュウ! ギッキュゥゥゥゥゥゥッ!!』
女騎士「何だか騒いでいるが・・・・何と言っているのだ?」
公女「主殿としてはねっ、『これならUSB使わなくても何とかなるから良いじゃないか!』って思ってるみたいだよっ!」
スマート戯休『ギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウギッキュウ・・・・・・』
姫武者「文面が煩過ぎる!!! 何? 何て??」
黒侍「USB商法に飽き飽きしてたでゴザルから、その愚痴でゴザルよ。 『USB接続に対して高級ケーブルやらリニア電源やらノイズフィルターやら、やたら付け足さなきゃいけない欠陥接続なら最初から使うなよ!』という論調持ちでゴザルからなぁ。」
姫「毎回うるさいですわよね。 『PCみたいに終始汎用品をひとつひとつ特化させて行くことが正解なら、最初から専用部品を使え!』と。」
侍女「一度は挑んで、そういう疑問を持ってしまったが故に跳ね返されたクチでございます・・・。」
女騎士「とはいえ、ちまちまと遊ぶ気に変わりはないみたいだが。 そこでも懲りないものだ。」
スマート戯休『ギッキュウ!』


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4 コメント

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Unknown (take)
2018-07-12 17:49:20
音楽制作とかホール等でのPAではネットワークオーディオへの大転換期で、日本だとYAMAHAが主導するDanteが採用される事例が増えてますね。音楽制作系ではDanteに加えAVBやSoundGrid等でしょうか。おそらくそちらの流れを汲むものでしょう。
これらの主な利点としては1本のケーブル当たりのin/out数が桁違い(=配線の省コスト化)、レイテンシが非常に小さい、入出力系統の接続柔軟性が極めて高い、経路がEthernetなのでオーディオ以外のデータも流せる等が挙げられます。
例えばDanteに対応した機器で同じネットワーク内にあれば、2台のPCから3台のインターフェースへデータを渡したりあるいは制御したり、スピーカーやアンプにセンサを乗っけて状態をモニタして最適な駆動を行ったり、あるいは問題が起きそうなときに事前にアラートがなる、といったような事が出来たりします。そして、それらの接続が主にGigabit Ethernetのみで可能になるわけです。
ただまあ個人で使う分にはどんなに大規模なシステムといっても知れてますから、果たしてどれだけ恩恵があるかという点と、スフォルツァートの場合は独自規格でしょうからどれだけの機能を持たせているか(あるいは今後どれだけ拡張するか)という点が重要になるでしょう。1対1の接続しかできないとかだとそれこそUSBと何が違うんだという話になるので、その辺りは流石に考えてはいるのでしょうが。
Unknown (戯休)
2018-07-13 10:13:40
take様、いつもコメント有難うございます!

私の無知は多方に渡りますが、そういった業務用システムも同様に無知なもので、とても参考になります。
何やかんや今回も分かり難い文章で恐縮なのですが、言わんとしてることはUSBへの疑念でして・・・そうした規格が様々に鎬を削っているというのは喜ばしことです。
USBという規格そのものはとても素晴らしいと思います。
ですが、それが不利になるなら無理に採用することも無いはずです。

圧倒的な新規格とまではいかなくて構いませんが、何かしらの手段で、さながら延命治療みたいになっているUSB主義の現状を打破してくれれば面白いのですけど・・・。
Unknown (take)
2018-07-13 13:12:35
まあ、その辺りはコストや利便性との兼ね合いでしょうね。ゲームのコンシューマハードが性能的にPCに追い越され中身がPCに近づいた例のように、パイが小さい市場だと専用機であってですら汎用機に敵わなくなってしまいますので。ゲームセンターでも、筐体がフリーズして再起動させる場面に居合わせたら、Windowsの起動画面が出てきたりする昨今ですから。
統一規格を使うか独自規格を使うかというのは難しい問題ですが、現状ではあらゆる接続規格がUSBあるいはEthernetに統一される方向に向かっているので、そのどちらかを利用する方向に最終的には落ち着くでしょう。
個人的には、特に制作よりではないUSBDAC等のUSB周りの改善策はどれもあまりにもオーディオ屋的発想が過ぎるので、もっと違った視点からのブレイクスルーが起こってほしくはあります。目先の利益ばかりを追って、結局自分の首を絞めているようにも見えますし。
Unknown (戯休)
2018-07-13 16:25:24
take様、再度のコメント有難うございます!
極論ではありますが「隙あらば高級ケーブル・リニア電源・ノイズフィルターをどんどん仕掛けろ」という風潮に疲れ切ってしまったのが、一度はPCオーディオを絶った原因でした。
特にUSBは顕著で、一つのUSB接続があればそれに対して全てにそれらを用意しなければいけないという流れです。
一体いくつの電源やらケーブルやらを用意すればいいのだろう?
一度そう思うと、上り坂から転落するには十分でした。

今でも(繰り返しますが)汎用品特化に注力するなら最初から専用品を使えばいいと思ってます。 勿論回路レベルから、です。
そう思うとやはり行き着くところはしっかり設計されたネットワークプレーヤーなのではないかと思ってしまいます。
高価になるかもしれませんが、あれを付けてこれを付けてとやっていけば、結局トータルで相当の額になるでしょうし、それを思えばむしろ安いのではと思います。
勿論過程を楽しむのが趣味の道。 そうしたアプローチを否定はしませんし、むしろその意欲に敬意を表しますが、自分には厳しそうです。
今回みたいな手法で、新しいPCオーディオの形が出来ていったなら、それは素晴らしいことだとかってに期待しています。

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