何か持ってきゃ観るでしょう

戯休「・・・何かこう・・・一週間前辺りは出掛ける気満々だっただけに、休みが物足りない気がしてねぇ・・・・。」
旗本「ふん。　それは言っても詮無き事であろう。　むしろ体を休ませられた事を幸運に思わねばな。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先週は・・・土曜が・・・・出勤の上・・翌日はお彼岸で・・・・墓参りであったしな・・・・・。」
戯休「体の回復も、元々早いほうじゃなかったけど、最近とみに遅くなったからねぇ・・・。」
執事「順調に我らの仲間入りが進行しておる様ですな、主殿。　ウェルカムですぞ。」
戯休「・・・そう言われるとまだかすかに反骨心が目を覚ますな・・・。　もう少しの間は若い範疇で数えられたいというか。」
女王「ちなみにどれ位の期間はそう数えられたいのでしょうか？」
戯休「・・・3週間とか？」
魔女「・・・・・屁の役にも立たない反骨心だねぇ、ホントに・・・。」
戯休「ただ、ある程度落ち着いて録画物を消費出来たのは確かに良かったかも。　クールの分かれ目で、最終回とかも多かったしさ。」
公爵「はっはっはっは・・・・・。　普段であれば、そういう時に貯めてしまって、消費せぬまま消すといったパターンもちらほらしていたがねぇ。」
戯休「今回は幸いそうでも無かったから良かった。　とはいえ、その前のクールの作品が貯まってたりするけど。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・観る順番が・・・・・違うのでは・・・・・？」
戯休「俺もそう思うから普段はそうしてるんだけど、今回はねぇ・・・。　消すには惜しいし、時間は無いし、結局ここまで来てしまった・・・・。」
魔女「大体、とっておいて本当に観るのかい？　ズルズル延ばして、結局消すって感じに落ち着きそうだけどねぇ。」
戯休「いやいや、ここはこう、この前話した4月の講習会の夜に持って行って観るとかどうだろうと思ったりもしてるですよ。　どうせ夜は一人だし。」
執事「そこだけ聞くと、何だか寂しい話ですのぅ。　もしかしてぼっちですかな？」
戯休「うっさいわ！　東京の地で平日に誘って飲もうぜ！という人が居ないだけだい！　そう、言うなれば・・・・異国ぼっち！！」
旗本「ぼっちではないか。」
戯休「ノー！　ぼっち、ノー！　俺の東京在住の親友とて今は宇都宮に単身赴任だし、仕方が無いのだよ！　ホテルで鑑賞会しかないの！」
公爵「ふむ・・・・まぁそれで構わないというのであれば構わないけれどもねぇ。」
戯休「それに、色々試して遊んでもみるさ。　宿泊先はWi-Fiあるし、外部ネットワークからPS4動かしたりとか色々と・・・。」
女王「逆に飲みに行かないからこそ試せる事もあるかもしれませんね・・・。　お酒が入ると楽しいかもしれませんが、他には何も出来なくなりますし。」
戯休「そう・・・・そういう地味な楽しみを積み重ねていく事が明日への階となるのだよ！　決して・・・・決して一人で夜過ごすのが寂しいとかじゃないんだからね！　ぼっちでもないんだからね！」