快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

Pro-Ject Audio 175 Vienna Philhamonic Recordplayer

2018年03月09日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はPro-Ject Audioのアナログプレーヤー『175 Vienna Philhamonic Recordplayer』のお話をしましょう。」
執事「ふむぅ・・・。 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と何か関わりがあるんですかの?」
戯休「同楽団の創立175周年記念モデルとして発売されるそうでね。 2色展開でそれぞれ175台の注文を受け付けるそうな。」
修道女「そうなんですかぁ・・。 ということは、受注生産なんですね。」
戯休「だね。 ちなみに価格は1台100万円だって。」
執事「おお、Pro-Ject社としては中々に高価な設定ですな。」
戯休「比較的安価な機種が多かったからね。 アナログ導入を目論む俺からしてもいつも検討機種には入っているよ。」
修道女「つまり、それだけ色々凄いって事なんでしょうか。」
戯休「どうだろうね・・・。 木箱は楽器に用いるそれだそうだし、細部に手が入ってるし、カートリッジもOrtofonのCadenzaシリーズに手を加えたものらしいけど・・・。」
執事「もしかしたら、いわゆるご祝儀価格というものかもしれませんなぁ・・・。」
戯休「まぁ恐らくは・・・。」
修道女「・・・あ、もしかしてそれで吠えるパターンですか・・?」
戯休「いや、少し前ならいざ知らず、オーディオに前向きな今ならそこまで吠えないさぁ。 そもそもアナログプレーヤーってバカ高いのもあるわけだし。」
執事「オーディオの中でも趣味性が極まれるジャンルですしな。」
戯休「そういう意味ではまぁ・・・ねぇ?」
修道女「良かったです。 また面倒臭い展開になるんじゃないかと思っちゃいました。」
戯休「だが・・・・『これが生み出すサウンドは、世界的に有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が生み出すサウンドに限りなく近い甘美な響きが特徴』という説明文はどうだろう・・・。」
執事「・・・そっちでしたか・・・・。」
戯休「クラシックに造詣が深いわけでも同管弦楽団に詳しいわけでもアナログプレーヤーを使いこなしているわけでもないが、この一文はいささか引っ掛かるぞなもし。」
修道女「あぅぅ・・・・結局面倒臭い展開になっちゃいました・・・。」
戯休「じゃあれか? NHK交響楽団の演奏を掛けてもそうなるのか? 逆に、そうでなければ限りなく近付けないのか? そもそもそれだけで音の全てが決まるのか? これはきっとオーディオ好きな世界のブラザー達なら皆『否』と言ってくれるはず!!」
執事「先程も言いましたが、いわゆる『ご祝儀』な売り文句のことですからの・・・。」
戯休「判ってはいる・・・判ってはいるんだ・・・・だが、この内容で100万円なんて、本来アナログプレーヤーに100万円掛けてもいいって価値観の人が買うものじゃないだろう?」
修道女「・・・言っちゃいました・・・。」
戯休「お金が余って仕方がないって人ならいいけど、もし仮に、心底ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のファンの方が『これを買えば、宣伝文句通りの音が聴けるんだ』と思って無理して買ったらどうするのさ、と!」
執事「それはまぁ・・・・どうなんでしょうなぁ・・・・。」
戯休「そこまで掛けようとまで思うファンだよ? 相応に惚れ込んでれば、一聴して色々判るはずだよ・・・。 ご祝儀と思って払うくらいなら直接寄付すると思うの・・・・。」
修道女「お気の毒様、という言葉で済ますには・・・・ちょっと問題はありそうです・・・・。」
戯休「単にメモリアルモデルってだけにしとこうよ・・・。 安くしろとは言わないから、その辺は誠実な商売をして欲しいです、はい・・・。」


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