妄想の国で揺蕩う・・・

戯休「今月末の最終週・・・静かに過ごしてしまったよ・・・。」
旗本「ふむ・・・。　まあ序盤が序盤故、釣り合いは取れている気もするがな・・・。」
戯休「まぁぶっちゃければ、毎年そうではあるけど、GWで遊んだ分自重したという部分が大きいな。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何かしら・・・・用事は・・・・あったのか・・・・？」
戯休「いつものイベントにも行きたかったし、ヨドバシとかで確かめたい事もあったし・・・。　ただ、俺の場合、行くにも結構、ねぇ・・・。」
女王「バス代、宿泊代、食事代・・・確かに塵も積もれば、でしょうか。」
戯休「塵なんてもんじゃないけどね。　山も連なれば連峰になるみたいなもんさぁ。」
魔女「・・・意味的にはそのまんまなんだけどねぇ・・。」
戯休「しかし、ゆっくり出来た分、存分に妄想の国で揺蕩えたよ。　とはいえ、何か進んだわけでなく、堂々巡りを繰り返してただけだけど。」
執事「・・・・不毛な香りしかしませんのぅ・・・・。」
戯休「妄想なんて大概が不毛なんだから仕方が無い。　その意味ではこの場も大概不毛だけどな！」
公爵「おいおい、今更な事だよ？　今日みたいなグダグダ話なんか特にそうなのだから、切なくなるじゃないか。」
戯休「普段ならそうなんだけど、今回についてはあまり切なくならない辺り、まだマシなほうかねぇ・・・。　やはり何もしないという時間も必要だわ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちなみに・・・・・何を妄想・・・・・していた・・・・？」
戯休「これまでに何度か挙げた細かい目標の話だよ。　例の新配置の検討をスケール持って計測しつつ行ったり、撮影器具をどう持ち歩くかを検討してガチで広角レンズ変えようかと悩んだり、PCオーディオの検討をしたり・・・。」
魔女「最後のは初めて聞いた気がするけども、どうだっけねぇ？」
戯休「ここ最近のも憶えてない・・・。　でも、最近再び熱を帯び始めた事もあって、結構具体的に考えたりしてるよ。　それはもう結構先の方まで。」
旗本「また出費に頭を悩ませそうな方向の話が出て来おったわ。　大丈夫なのか？」
戯休「出費をあまりしない方向で楽しもうと思っての話だもの、大丈夫でしょ。」
女王「だったら良いのですが・・・。　それに、例の如く、喉元過ぎたら鎮火する可能性もありますしね。」
戯休「だからこう、ちまちまっと、ね。　色々考えている内に細かい階段が浮かんで、これをゆっくり登る分には長期的に楽しめるのではと思った次第。」
公爵「ふむふむ。　そういう事であれば、ねぇ・・・。　配置換えも結構大きな規模の話になって大変みたいだし、目先の話という意味では良いのかもしれないねぇ・・・。」
戯休「ただまぁ・・・・・第一弾、typePを無償でWindows10にしよう作戦はいきなり失敗したんだけどね・・・。　GPUのドライバが無いってさ・・・。」
執事「・・・階段に至る前に平地で躓くその失敗気質・・・流石ですなぁ・・・・。」