キソアコースティック～ 静 ～PAG-1

戯休「・・・・まぁ何だ・・・・終わったよ、健康診断・・。」
執事「お疲れ様でしたのぅ。　して、結果は？」
戯休「詳細な結果は一ヶ月後だってさ。　今日の時点で判ることもあるけど・・・。」
旗本「その時点でも既に悪そうではあるな。」
戯休「ああそうさ、悪いともさ！　ただ、数値自体は俺の予想の範疇だったからほんの少しだけホッとしたけどね・・・・。」
女王「それは自分で設定したハードルの数値であって、普通の方々から見たら相当ずれてるのでは？」
戯休「・・・否定はしません。」
魔女「逃げる人間の典型的感じだねぇ。　物差しから違ってるってのにさ。」
戯休「その辺は自覚はしてるんで・・・・。　極力早めに対応するように頑張るよ。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談抜きで・・・・そうあって・・・欲しいものだ・・・・・。」
公爵「生きていてナンボなのだからねぇ、趣味というものは・・・・。」
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戯休「とりあえず気持ちを切り替えて、だ。　今日はキソアコースティックの『～ 静 ～』ブランドから発売されるオーディオ用グローブ『PAG-1』のお話。」
法師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーディオ用・・・・・グローブ・・・・とは・・・・・？」
戯休「静電気防止機能を備えて、クリーニングクロスとしても使えるらしい。」
魔女「こう言っちゃ何だけどさ・・・・オーディオ用？って・・・・どうなのさ？？」
戯休「『大切なオーディオ機器の移動、セッティング変更時に、汚さずしっかりと保持できます。』とあるし、『アナログレコード、CDなどの取扱いに。』ともあるぞ。」
旗本「うぬぅ・・・。　そこまでの必要性を感じないというか、仮に行うにしてももっと安価な一般品で十分な気もするのだが。」
戯休「正直俺もそう思うわ。　この手袋をして拭けば消磁されますとか、そういった事ならまた違うんだけどね。」
女王「かといって、全く不適かというとそうでもないのが難しいところです。」
戯休「実にキソアコらしいというか、そんな印象を持った自分に驚くけどね・・・。　ついでに言うと、キソアコだけにあまり強くも言えないけど。」
執事「自爆テロは恐ろしいですからのぅ。　無論、ここに限った話ではありませんがな。」
戯休「物自体は決して悪く無いどころか素晴らしいのに、信者の行為で台無しになる・・・・本当にどこぞの過激派に似てるわなぁ・・・。」
公爵「・・・そこまで言って、大丈夫なのかい？」
戯休「・・いや、正直な話、昨日緊張で寝れなくて、今日もシロクマの如くヘッドシェイキングしてるのよ・・・・。　出来れば笑って見逃していただけると助かります・・・。」