VAIO A12

戯休「今日は時間のない日なのでサクサクと。　　VAIOの12.5型2in1 PC『VAIO A12』のお話。　これはもうほっとしたというか。」
魔女「ほっとしたって、何がだい？」
戯休「ああ、VAIOは死んでいなかったんだって。」
執事「思いっきり失礼な物言いですなぁ。」
戯休「そうは言うけど、少なくとも元気はなかったという点で同意しない人はそうはいないと思うよ。　いやマジで。」
魔女「ま、定期的に新型が出るというほどじゃなかったさね。」
戯休「CPUやストレージ容量の刷新程度はあったかもしれないけどね。」
執事「これは完全な新型に当たるのですかのぅ？」
戯休「そうなるみたい。　それも2in1。むしろ面倒な題材だろうにね。」
魔女「そこに意気込みを感じるには感じるさね。」
戯休「俺はそう感じるクチだよ。　単に2in1なだけなら兎も角、ヒンジとか独自の工夫を盛り込んだ上での新型。　それだけでも嬉しいもんさぁ。」
執事「この手の機種ですと、ヒンジの問題はもう職業病みたいに付いて回りますでな。」
戯休「軽さと安定性を両立させてる工夫があるそうでね。　そこは普段から2in1を利用している人には頷ける改良部分であるらしい。」
魔女「その辺は実際に使ってみないと分からないところさね。　でもそれが改善されているなら何よりってもんさ。」
戯休「俺的にはフラップを閉めた状態でも簡単にタブレットを外せるという機構は良いと思うな。」
執事「わざわざ広げる必要があっては面倒ですしの。」
戯休「鞄の中に入れたままでも分離出来そうじゃない。　それは使い勝手がいいと思うな。」
魔女「全部出すとなると、スペースも必要だしねぇ。」
戯休「ワイヤレスキーボードも選べるそうで、その場合には分離した状態で使えるというのもいい。　そして拡張クレードルがあるのも実に好み。」
執事「主殿のクレードルフェチが爆発してしまいますな。」
戯休「その場合、ちゃんとタブレット部分だけで成り立つようになってるのも嬉しい。　大型の外部ディスプレイを用いる場合、本体のキーボードなんて普通は使わないしさ。」
魔女「さっきの話のワイヤレスキーボードを活用するって場合にでもそのほうが良いさね。」
戯休「何て言うかこう、最近は今までのブランドイメージをバックに、信頼性だけで勝負してた感があったから、ちょっぴり攻勢に転じたポイントがあるってのは・・うん、何度も繰り返すけど嬉しい。　ずっとVAIOユーザーだったしさ。」
執事「今は残念ながら別メーカーの別ブランドにしてしまいましたがのぅ。」
戯休「もしこれが数か月早く出てたら、これにした可能性もあったかなぁ・・・・。」
魔女「主殿、2in1とかでもいいのかい？」
戯休「・・・・微妙。　少なくとも仕事では不要だし、遊びでもタブレットでPCってのはそんなに求めないかも・・・。」
執事「普段AndroidのスマホやIPadをハードワークさせてる割にはそういうスタンスですのぅ。」
戯休「Webを回遊したり、電子書籍を読む分にはそれで十分だからね。　しっかり作業する場合は、机に座ってマウスなり何なり何かしらの入力デバイスを使ってしないと落ち着かないです、はい。」
魔女「手先の不器用さが指先操作にも表れると大変さね・・・。」
戯休「そういう説もある。」
執事「次はもっと遊びに目を向けた方向にて何かしら開発されるといいですな。」
戯休「だねぇ。　もっともっと攻めたVAIOを見たい。　そういう期待を持っているブラザー達はかなり多いと思う。　だけどまずはこれで十分。　おいおいお願いします。」