美濃作LOVE

　　引き戸を開け一歩店内に足を踏み入れると、鰹のだし汁と醤油の香りで食欲がそそられる。古く年期の入った傷のあるカウンターやテーブルは清潔に保たれて清々しい。１２時チョット前なのに１階は満席で２回席へ。

これは入口（当たり前だ）

壁に掛る絵や扁額が目を楽しませてくれる。

本題に入る前に「カツドン」を紹介したい。カツドン本体も美味い(日本的味付け）ではあるが、味噌汁の美味さはぴか一である。鰹出汁と味噌のバランス、浅利のエキスもヨロシイ。そしてお新香。程よい浸かり具合が最高だ。

会い盛り月桃蕎麦。ご当地沖縄では月桃の葉(写真で蕎麦の下）で餅を包み移り香を楽しむ「かーさーむーち」が有るが月桃の葉を食する習慣は無かった。葉を粉状にして蕎麦に練り込んだのは店主、小山氏の発案であり、美濃作が世界唯一、月桃蕎麦を提供するお店である。爽やかな香りを楽しみつつご賞味あれ。後、天麩羅もサクサクで美味い（見れば判りますね）。

店主　小山さんはご高齢だが今でも調理場に立ち常連さんに声を掛けてくれたり、蕎麦打ちも自ら行います。

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