1960年代、我が家では兄弟4人4畳半、雑魚寝でアメリカ軍払い下げの扇風機1台が空調。羽も胴体も鉄製で無骨ではあるが(音が煩い)有り難い存在。首振りで自分の方に風が吹くのを待ちかねながら、いつの間にか眠りに落ちる。
クーラーの初体験は定かではないが米軍統治下の沖縄は全国的にクーラーの設置(たとえば琉米文化会館・ホテル等)早かったのではないか?。今でもハッキリ覚えているオリオン会館(現ロイヤルオリオン)の食堂に親父に連れて行ってもらい一階のレストラン、ここで水冷式大型クーラー(2×3メートル?)と遭遇し、当時、ざる蕎麦大好き少年は県内ではなかなかお目にかかれないざる蕎麦を注文し食い始めるが、とても寒くて食えたもんじゃあなかった。慌て食いして逃走。
グランドオリオンの大型水冷式クーラーも強力だったが、音が煩すぎて近くの席では映画のセリフが聞こえにくい(笑う)。あれから月日が経ち家庭用空調機当たり前で扇風機の有り難さを忘れる。そしたら「新しい空調」で色々提案があり、自分なりに工夫して、今、快適+αです。シンプルですが・・・
ただ部屋を冷やすクーラーは快適だけどつまらない。なので扇風機を首振りにして最弱(間欠送風)にすれば、嗚呼、子供の頃のあの感覚、風を待ちわびる私の体に時々そよ風が当たり、優しくさするよ、そっと通り過ぎる至福の時の繰り返し。と言う事で最近、快眠で眠り過ぎる傾向・・・まあ、いいか!
こやつ、空調機能もある?あるわけないね。(有るとすれば団扇持たして扇がせるかな?)
よんでくれてありがとうございます