うひひ、ポン引きの話じゃあありません。真面目な話です。
仕事終わりに近所のスーパーに駆け込み、普段は絶対に買えないものをゲット。すなわちCCレモンペットボトル、山原食堂のアイスティ、ヤクルト、その他甘いもの、そして冷凍ハンバーグ２個セットなど。これらは「あんた、糖尿になるよ、ハンバーグなら私が本物のひき肉で作る（年に１回）から変な偽物は買うな」とか毎回言われて商品棚に戻すパターンの子分人生の象徴。なので鬼の居ぬ間のCCレモン一気飲みで憂さ晴らしの「チョット悪い事」で薄ら微笑む爺の午後５時あたり。ああ、小心者ね（泣く）
お風呂に入り体を普段より丹念に洗い、身も心もキリットして久茂地方面へ。さあ、悪い事の始まり～なんですが、まずビールとか、なけりゃあ話が始まらないアルコール体質なので、
隠れ家で飲み始めます。そしたらカウンターにずらりと並ぶ常連さん、全員中年の爺で、ママの子供時代から知り合いだったり（ママの母親の同級生）ママの子供も良く知っているくらい親しい皆様。いつもなら下ネタ爺の下品酒場なのだが今夜は様子が違います。（下ネタも少しあったけどね）
「爺に対して行われる不当な扱いについての泣き言を交代で話合い、時々悲しむ仲間たちの夜です。」
A爺 娘が「同級生の集まりするから、お父さんは見苦しいので家にいないで外で酒でもゴルフでもなんでもやって、絶対に家にいない事」「それと煙草臭い手で孫に触るんじゃあない」とか言われたり、娘婿が毎朝朝食を食べにくるが自分に出すメニューとは差が有り過ぎで、たとえば俺は焼いていないトーストと目玉焼きなのに娘婿、奴はご飯味噌汁焼き魚生卵納豆海苔を当たり前に食うのは頭にくると言ったら、みんな頷きながら「女親、娘婿には超甘いよな～」とため息。
B爺 「わしが家で歩くと嫁さん、あの婆、わしの後ろからついてきて除菌シートでもって、わしの足跡、触れたドアノブとか、即、拭くんだよな～」
C爺 「煙草を吸うならベランダ、それも洗濯物に匂いが写らない場所で吸いなさい」って言われたので「それじゃあ、その場所ってベランダの手すりの上しかないよ、わしは鳩か？落ちても飛べんし」と言ったら「それも、いいかも」と言われ泣いた。所詮男は消耗品で生殖さえ終われば、その後は余生なのね～」
とか全員で愚痴っていたら、ママの息子現われ状況が一変する。「彼女を連れてきたから紹介するね」全員が初めて見る彼女です。
全員たちまちPTAとなり、息子の彼女、息子みたいな青年の彼女、甥っ子の彼女と、各々の立場から期待を込めての品定め開始を待つ。で、若いカップル現われ、爺どもは質問攻め、女性陣は何も言わずに鋭い眼光で観察ね。
が、やはり母親、息子の彼女には厳しいのです。若いカップルが帰った後の第一声は、
「飲み屋の大ママが来たと思った、貫録がすごい」
（ここで一言ご注意。２２歳にしては派手だけど受け答え、態度もしっかりしており可愛い良い娘さんだとは思います。はい）
大柄で化粧が派手でマニキュア真っ赤。２２歳とは・・・思えない。結論＝同年齢なら女が遥かに大人であり、押しかけ彼女の尻に敷かれているのは明白であるが、きっと別れるであろうと推測されるので、邪魔せず、今の幸せを味わい、一皮むけた大人の男になって欲しいね。（全員の意見がほぼ一致した）
で、居残りの酔った爺２名＆母親は「早めに店を閉めて近場で働く娘の意見も聞こうよ」となり、席変え（私は既に泥酔なので場所、店名も判りません。誰か教えて～くらはい）
娘さん、我々が思っていた以上に弟の事は全てお見通しで「おかあさん、そんなこと当たり前じゃん」と完敗する大人３名でした。
そういった経緯で解散したのは１１時過ぎ、コンデションは泥酔。心はプチ幸せなので悪事を働く気にもなれず。直帰。
でもチャンスは後２夜ありますがな～うひひ。
朝から生卵を食いつつリベンジを思う。（すき家３００円）
よんでくれてありがとうございます。