最初の記憶は4歳ごろか、自宅兼倉庫の新築中の工事現場。あたりには大工さん、工事関係者の人影もなく一人静かであるから日曜日の午後か。冷たいコンクリートの土間に座り、木片を船に見立てて一人遊びに没頭する自分の姿が映像としてハッキリと蘇る。自閉症気味な子供だったので孤独を好んでいたのです。
何年か時が過ぎ、なんとなく男女の違いは感じていたが、初めて銭湯に母に連れられて行った時(小学校1年頃)、女湯で同年代の女の子の股間におちんちんが無い事に衝撃を受け、か~ちゃんに「おちんちんがない」と言いつつ理由を尋ねたら「女の子はおちんちんをお腹の中にしまえるんだよ」との答え。今、思う事は確かに母親の言うとおりです。嘘ではありませんね、でも微妙に騙された感あります。それから小5まで信じ続けた私は純粋でしたね。
休憩で鮪山掛け250円。
小3~4の頃与儀市場で遊んでいたら急に周りがざわつき始め、大人たちの笑い声、今思えば少し卑猥な空気感の会話があって、原因は「膣痙攣の犬」で、野生の血が復活したのか昼間の路上での性交からの痙攣からの(理由は不明、おそらく誰かがちょっかいを出したのでしょうね)パニックからの接合したまま右左に逃げようとすれば、するほど増々ド壺にはまり抜けないね、痛いねキャイン、キャイン見世物犬2頭を人間たちは面白がり、棒で叩いたり、水を掛けたりして事態はどんどん悪化する(犬の立場)。で、母親に「か~ちゃん、なんで犬のお尻がくっいて離れないの?」と聞いたら「あ~犬のお尻は近づけると、くっつくんだよ~」と少し狼狽え気味に答える。子供心に不思議な事もあるんだな~と思い近所のお兄ちゃんに話したら「バカか、あれは宝味してるんだ」と言われたが、そもそも宝味の意味が解らない。(宝味=宝の味で性交または女性器の事を言う沖縄方言です)
休憩2鮪アボガド300円。
己の煩悩の根源「ちんぽ」はまだ薔薇の蕾であり、この先一生の(多分ね)苦悩と喜びのキーパーソンになるとはつゆ知らず・・・でしたが、
小5~6の頃、神原小学校横の公衆便所(先週撤去された。プチ寂しい)の落書きが餓鬼の間で噂になり、同級生3名と休み時間に学校を抜け出し現物の確認する。そこで見たものは、正常位でまぐわう男女を足元から描いた絵であり、上の男の陰茎が下の女の性器に挿入されている、生生しく、露骨で、エロで、子供には教育上大変宜しくないが同時に真実を具現化した新情報(有り難い)、だったので性の本質を垣間見たのです。お~いえい。便所の落書きからエロを学ぶってよくありますよね。でも、落書きが真実とは俄かには信じられなかったし、大人がこの様な悪魔の所業に及ぶとはなんてえげつない世界。
休憩3天麩羅盛り合わせ500円。
で、探究心旺盛な僕は家に有る小学生が使うような辞典ではなくて、父親の書棚にある日本語大百科なんたら辞典を拝借して真相に迫るのです。
宝味~性行為あるいは女性器を表す沖縄の方言・・・あるわけないしね。それじゃあ、
おちんちん~男性器を表す幼児言葉・・・
男性器~性器~性交・・・おや?
性交~生殖の為男性器を女性器に挿入する事・・・挿入?
挿入~あるものに別の物を入れる事・・・て、ことは「おちんちんを女の人のあそこにいれるのか!」わはは、これで、あの絵(便所の落書きの意味が完璧に判った、それと犬の謎の合体の理由も」。でも、この先の射精受精出産については無知。それを知るには更に時間の経過が必要ですネ。
で、従兄弟のよしてる君に知ってることを話したら「まさか、大人がそんなことするはずがない、お前は嘘つきだ、汚らしい」と罵倒されました。その後よしてる君は医者になりました。わはは。
後半はエロ過ぎるのでハチ公の判断により書かない事にします。うひひ。
長文、よんでくれてありがとうございました。