御注意 前平房雄関連はこのひとつ前の記事です。
と言う訳でかれこれ40年前から考えていて結論が出ない話
私の先輩のF氏は自宅に犬、猫、鳥、猿など飼育し地域(真和志)でも有名な動物愛好家であった。F氏の運転する車で移動中の事です。車道のほぼ真ん中で猫が車に轢かれ、下半身タイヤで潰されぺったんこ、命は風前の灯火でわずかに動く上半身のみで逃げようと前足アスファルトを虚しく掻き毟る。
これを見たF氏、迷うことなく車前輪にて猫の頭部を轢き、同乗者の私、気のせいか小さな玉が潰れるような感覚を感じ、後ろを振り返れば猫はスルメの如く平たく潰され昇天。
「あれは、助からない、苦しみから解放するには殺すのが一番」とF氏
あれから40年、同じような状況下で私はどうするかと思い結論が出ぬままの今日。
那覇市奥武山山下交差点方面を車にて北上中、前方左より風に飛ばされた木の葉のようにくるりくるりと廻りながら私の車前を横切るする物体を見た。それは車に轢かれ前足後ろ脚を酷く怪我し、必死に安全な場所に逃げ込もうとするブチ色の子猫であった。真っすぐ走れないので転び、転げそれが木の葉のように見えた。
咄嗟に左ハンドルを切り、車で跨ぐようにして子猫を轢き殺す事を回避。もしや、後続車にと思いバックミラーで確認すれば、車道中央に襤褸雑巾の様に佇む子猫を見、一安心。ただ、この先誰かが救うか、それとも運が付きて落命するかは不知。無事を祈るのみ。
やっぱり、轢けなかったね。慈悲の心からするとF氏のように割り切った方が正しいかもしれないが、慈悲により命を奪う行為も辛いね。(生きる為の殺生とは異なります)
関係ないが北朝鮮の無慈悲な攻撃ってどんなもんか見てみたかったね。
案外 慈悲深かったりして(笑う)