近頃は、朝から地元の農家から、こんな電話がたびたびあった
「お米が穫れたので、買っていただきたいのですが・・・・」
毎年あることなのだが、毎年、購入させてもらっている農家の方は、持ってきていただける日を聞いて、電話を切るだけです。
でも、初めての方は、
「幾らぐらいで買ってくれるのだろう。うちのお米は、減農薬栽培で・・・」
とか
「うちは、無農薬栽培だから・・・」などと言われるが、決まって答えるのは、
「検査を受けておられるお米ですか?未検査米ですよね。だったら、品種を問わず、価格は同じです。」と言います。
なぜなら、未検査米は、JAS法に基づく表示では、品種表示が出来ないのです。
つまり未検査米としか、表示出来ないのです。
業務用に使用するお米は、表示義務がないので、これらの農家からの購入米は、業務用米として使用しますが、最近は、業務店でも、表示が求められる所も多く、そんな所向けのお米には使えません。
近畿農政局が、この時期、表示調査に巡回しているという情報も入りました。
まったく、JAがもっともともな価格で購入してくれれば良いのに・・・
民間検査を取得している営農業者も増えてきました。我が社も、数件と取引しています。
こんな業者が、農家の皆さんのお米を、いい値段で買ってくれれば・・・
小泉総理!早く農政改革をお願いしますよ!