今日、昼から、我が社も入っている加古川市企業人権・同和教育協議会主催の「人権教育講演会」が、加古川市民会館で開催された。
各社人数が割り当てられての責任出席、我が社は、1名。毎年、私が参加する。
13:30受付開始、14時からの講演という、なんとも眠たい時間帯。
毎年、ウトウト寝てしまう・・・・
しかし、今年は違った
企同協30周年の今年の演題は、
「笑いでコミュニケーション」と題して、女流落語家の桂あやめさんの講演だった。
桂あやめさんは、最近、落語以外に、こういう講演会にも呼ばれることがあるらしい。それは、落語という男の世界に切り込んでいった彼女の苦労話から、さまざまな事を学ぶことが出来るからだと思う。
大阪の落語家200名の内、女性はたったの5人だそうだ。東京でも、500人の内、10名足らず、「女に落語は出来ない!」と言われ、それに疑問を持つことにより、自らその壁を崩していった苦労話が、今日の講演の前半だった。
そして”笑う”ということが、どんなに大切か。
「相手に対して、疑問、不安があると笑うことが出来ない。気持ちのリラックスが必要である」ということ。
「一緒に”笑う”ことで、コミニュケーションがとれ、その場の空気が変わる。」
そして「”笑う”ことで、心に思い悩む事を吐き出す事が出来、そして”気”を吸収することが出来る」ということなど、笑う事が持つ良さを話されていた。
最後の30分は、実際の落語が行われ、今回の講演会が終了した。
さすが落語家、聞き手を飽きさせず、そして要所はカッチリ強調する。
本当に楽しい講演会だったと思う。
帰社してから、ネット検索していると、「ふらっと、ジェンダー」というHPに、桂あやめさんの記事があった。
なるほど、こう考えたら、ちゃんとした人権講演会になるんですね
今日の講演会の冒頭、桂あやめさんが、言われた言葉
「人権問題は、関係ない人、人間はいない!」がそれを物語っていると思う。